二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.28 )
日時: 2011/11/18 17:00
名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)

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???「フゥーミシカー ヴィナ サーミシルーヤ フゥーミシカー イナサービシリューユ アージャシナウ カーボシナウ コーエーキー シーヴァナー・・・・・・」
大きな結晶花の所に行くと、赤いドレスのようなワンピースを着ている少女が歌を歌っていた。しかもよく見ると、歌を歌えば歌うほどみるみるシレーナの心の中が結晶になって行く。

エド「なんだ、これ?!シレーナの心がどんどん結晶化していくぞ!」
少し、レンリやブルースに向けてエドは言った。
レンリ「・・・・・・滅びの詩・・・。」
レンリは小声で言った。
ウィンリィ「滅びの詩って・・・・シレーナの心が滅びちゃうってこと?!」
少女が、ウィンリィの声でエドたちがいることに気付いた。
???「あら?こんなところでまた会えるとわね、レンリ。」
レンリ「アデール・・・。」
少女は少しレンリをバカにしたような感じで言い、レンリは少女を恐れているかのように言った。

アル「君はシレーナの心に中で何をしていたんだ?!」
アルはアデールに聞いてみた。
アデール「なにって?私は、この子の心が壊れようとしていたから、これ以上壊れないように止めてるだけよ。」
アデールは得意げに言った。
リフル「でもっ、デスピル病にかかった人は獣になるって・・・。貴方は、シレーナちゃんを獣にしようとしてるんじゃないの?!」
リフルは、強気で言った。
アデール「あっははは・・・。そんなこと本気で思ってるの?あっははははははは・・・・。」
アデールはものすごく、人を馬鹿にしたような笑い方をした。(この人、私は嫌いだな・・・。)リフルは心の中で思った。

アデール「私は、黒龍の巫女。私は滅びの詩ですべてを、結晶にしてとどめる力を持っている。分かる?私はこの子の心が、これ以上壊れないように、結晶にしてとどめているのよ。それから、デスピル病の真実は・・・!」
レンリ「アデールやめて!!」
アデールがデスピル病の真実を語ろうとした時、レンリが突然震えながら言った。
レンリ「もう・・・やめて・・・それ以上言って苦しいのはアデールのほうだよ・・・(泣)」
ポロポロと涙を垂らしながら、レンリは言った。それが何を意味するのかは、今のエドたちにはよくわからなかった。
アデール「よく、言うわね。人殺しが!!」
アデールがそお言った途端、空気が一気に変わった。(えっ、レンリが人殺しって、どういうこと・・・?)

いったいアデールの言う、人殺しとはどういう意味なのか?!そしてなぜ、レンリは涙を流しているのか?!
         〜真実の裏に真の真実があり〜