二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.73 )
- 日時: 2011/11/26 16:42
- 名前: 雪姫 (ID: q9MLk5x4)
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〜アルトside〜
しばらくお姉ちゃんの手を握って歩いていると、さっきのおばちゃんとお兄さん?とも合流した。おばちゃんとお兄さん?は何も話さず、私とお姉ちゃんの少し先を歩いている。お姉ちゃんも何も話さないで、ただ前を向いている?何を見ているのかは、私にもわからない・・・・何を考えているのかも・・・・・。
そして、しばらく歩いていると誰かが話している声が聞こえてきた。
???「ふぅ〜…あ、まさかの本当は三人兄弟でしたぁ。なんてことは、無いだろうな!!!」
???「ないない。」
???「我らは二人兄弟だ。」
???「そっ、そうか……。」
ん?「三人兄弟」?「二人兄弟」? 声の人たちは何を話してるんだろう・・・・??と不思議に思っていると、突然レンリ(裏)の歩く速度が速くなった!
レンリ(裏)「・・・・・・・・・・・・・ッ」
アルト「ッ!! どっ、どうしたのお姉ちゃんッ?!!」
下から見上げて、レンリ(裏)に言うが、全然まったく聞いてない。だけど、レンリ(裏)の顔を見てみると……なにか焦っているような…感じの表情をしていた…………
そして、歩けば歩くほど誰かの声は大きくそして良く聞こえてくる…。誰かと誰かの会話は、なにかとても大切な事を話す感じになって来た……。
???「お前に真実を話そう。我らを作りここを守るように命令したのは…『ブスッ』」
そこまで言って何か鈍い音がした・・・・まさか?!と思いつつも、お姉ちゃんとどんどん奥へ歩いて行くと広い空間に出た。そこには、血だらけの金髪金目のお兄さんと三つに分けられた鎧があって、おばちゃんの爪が鎧の頭の部分を指していた・・・・。
金髪のお兄さん「ッ!!」
おば「駄目よ、ナンバー48。ここの秘密を話しちゃあ。」
48(兄)「あ゛あ゛ああああああ・・・・・・」
『パカッ』
頭の部分の鎧が喋ったと思ったら、鎧の悲鳴とともに真っ二つに切られてしまった・・・・・。
48(弟)「あ、兄上ぇぇぇぇぇぇ!!!うっ、うあぁあぁぁぁぁ!!!」
また悲鳴がッ!!!と思って悲鳴がしたほうを見てみると、お兄さんが持っていた大きな刀で鎧の胴体の部分の首の所にある何かの印?紋章?を刀で傷をつけている。鎧さんは凄く、苦しそうな悲鳴を上げている。もう、やめてあげてッ!!!
お兄「てめぇ、あともうちょっとで大事な人柱を殺すと子だったんだぞ!!」
と言いながらお兄さん?は刀で鎧さんに傷を付ける、そして数秒すると鎧さんはもがかなくなった・・・・・これって・・・。
金髪のお兄さん「お前達は誰だァ!!!人柱ってどういう意味だァ!!」
金髪のお兄さんが、そう言いながらごちそうさま?神様への祈り?のような、右手と左手を胸の前で合わせた。だけど・・・・
『ゴチンッ』
と言う変な音がして、金髪のお兄さんの右腕がだらん〜となった。
おば「あら、壊れちゃったみたいね。」
お兄「ラッキ〜♪」
お兄さん?がそう言いながら、金髪のお兄さんの元に駆け寄りお兄さんの三つ網にしていた神を握って持ち上げて
『ゴスッ!!!』
金髪のお兄さん「ッ!!!!!!!」
お兄さんのお腹を思いっきり膝で蹴飛ばした!ずるずると落ちていく金髪のお兄さんに、お兄さん?は耳元で
お兄「よかったね、余計なケガが増えなくて♪」
と言って金髪のお兄さんから離れる。意識がとうのいて行ってる金髪のお兄さんに向っておばちゃんが
おば「よく、覚えてなさい。あなたは、私達に生かされているの。だから、あまり余計な事はしないことね。」
金髪のお兄さん「うッ・・・・・・」
『バタッ』
金髪のお兄さんは、その場に倒れた。お姉ちゃんが突然動き出した!!
レンリ(黒)「・・・使命を・・・・命令を・・・・・」
どうしてか、お姉ちゃんも苦しそうでふらふらしている。
レンリ(黒)「・・・・・時間がッ・・・・ウッ!!!!!」
お姉ちゃんが「ウッ!!!!!」と言った瞬間、またあの光が出て来て知らないお姉ちゃんから私の知っているお姉ちゃんに変わった。
レンリ(表)「ハァ・・・・ハァ・・・・・・ッ」
『バタッ』
苦しそうな声を出しながら、お姉ちゃんも倒れてしまった。私はまたすぐにお姉ちゃんの元に駆け寄って、お姉ちゃんの体をゆする。
アルト「お姉ちゃん!! お姉ちゃん!!」
そんな、私達をほっておばちゃんとお兄さん?は二人だけで話している。
お兄「ここ、どうすんの?残しといたら、また誰か来るかもよ?」
おば「そうねぇ、じゃあ爆破しておきましょうか?」
お兄「くふふ、そうだね♪」
たった、これだけの会話でこの第五研究所が爆破されることが決まった・・・・。そして、私とお姉ちゃんはおばちゃん達に何処かもわからない、暗〜い暗〜い地下に連れて行かれた・・・・・・