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16話*お互い*

あたしはついにあのことを聞くのを決心した

「「ねえ！なつき/さよりん」」

「「あ！」」

はもった？

「なつきからいいよ！」

「ううん。さよりんから…」

めんどくさいなー

「こうなったらせーのでいうよ」

「え？ええ？？」

「せーの」

「「この前何でせいれい村に居たの！！？？？」」

ってえぇぇぇぇぇぇ

いいたいことって同じじゃん！

お互い同じことを思ってたっていうことだよね

でも、行ってた事ばれてたんだぁぁぁぁぁぁ

「さよりんからね！」

「え？何が！」

「だ・か・らなんでせいれい村にいたか」

「ごめん!!!」

黙ってたんだよ

「なつきが扉に入っていったのをたまたま見つけて
　　　　　　　　　　　それで…本当にごめん！！！」

「…ッッ!!!!!」

やっぱり…怒ってるよね

「怒ってるよね……」

「怒ってるよ！でも…」

やっぱり怒ってる…でも……？

「正直に言ってくれて嬉しい！
　　　　　　　本当は正直に言ってくれないと思ってた」

なつき……

あたしは涙が出そうだった

でも、それを必死にこらえた

「で、なつきはどうなの？」

「あたしは…」

正直に言ってくれるよね

「神様が居てその神様に力を見せなきゃいけないのそれで…」

だからなんかやってたんだね…

「でもやらないと駄目なの？」

「う、うん…や、やらないと力が無くなるから…
　　　　　　まああたしは元々そんな力なんかいらないけどね！」

そうだったんだ

「あ、あたしには応援しかできないけど、頑張ってね！
　　　　手伝うこととかあったら言ってね。せいいっぱい手伝うから」

「ありがとう！さよりん…」

ポタポタ

な、涙？

あたしじゃない？！なつき？？！！

「さよグスッりん…本当にグスありがグスッとう」

ポタポタポタ

あたしも涙？！

「もう！なつきがグス泣くからあたグスッしも涙でたじゃグスん！」

あたしはなつきの手をつないだ

「ずっと一緒だからね！」

「さよりん…うん！ずっとね！！！」

こうしてさよりんとなつきの絆は深まったのであった…

16話終

20話にはもう終わってるかな？この小説

とりあえずもうすぐ最終回かも！？