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25話*人間界へ*

5ヶ月たっても全然力ができなかった

『もうやだー』

『疲れたー』

言い出したのはあたしとはるき

『僕も…』

あきもだ…

『み、みなさん、練習しましょうよー』

『めんどくさい』

『う、うう…花の精さーん助けてー』

花の精に助けを呼ぶなんて…何なの？

『癒しの香りをフローラー』

キラキラ

疲れがとれていくー

『よし！練習やろ！』

『『『おーー』』』

とは言ったものの10分も、もたなかった

こうしてだらだらして1ヶ月たった

『季節の精達』

『『『『か、神様！！』』』』

『会議で貴方達を人間界に落とすことに決まりました』

『人間界に落とす！！？？』

何それ！？どういう意味

『あと一日ありますから、心の準備をしておいてください。では』

『…やぱっり…』

やっぱり？

『はるき、何か知ってるの？』

『ああ、前人間界に行ったていう奴がいて
　　　　　力を使えるようにならないと戻ってくれない』

『いやいやいやそんなわけ』

『『怖いよー。人間界なんかに行きたくないよー』』

『『煩い！！！』』

次の日ーー

『何も持たなくていいですよ。1ヶ月に1回ココに来てください』

『どうやって？』

『誰も居ないと確認したらせいれい村への扉よ開けととなえるのです』

『『やだーやだーーやだーー』』

『『黙れ!』』

『ちなみに戻るときは入ってきた扉に入れば戻れます』

精霊ってことはばれてもいいのかな…

『見える人には精霊とはばれて良いですが見えない人には駄目です』

そうなんだ

『わかったら行けーぃ！』

ドン

え？！神様キャラ違ってるぅぅぅーーーー

『『『『ぎゃああああーーーー！！！』』』』

「で、ココに来たわけ」

「そうなんだ」

「これも運命」

なつきっていろいろなことがあったんだね

消えるって…ルイコちゃんたちは知ってるのかな…

25話終