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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマ 銀色の歌姫〜最終楽章〜 ( No.124 )
- 日時: 2012/05/12 18:05
- 名前: ドロップ ◆8WWubVa7iM (ID: INaKOfii)
第二十二楽章
「私、復活!」
「第一声がそれかよ!」
雷門中学校の合宿所に、和奏が帰ってきた。
「心配かけたな、もう大丈夫だ。」
「わ…和奏ちゃぁん!」
秋は涙ぐんで、和奏に飛びついた。
「うぉ!?……秋にも、心配かけたな。」
「良かったよぉ…」
「私たちも飛び込みましょう!」
「そ、そうね…」
「ふふふっ」
そういって、マネージャーは全員一斉に和奏に飛び乗った。
案の定、和奏はその重さに耐えきれずに転んでしまったが。
「お前は行かなくていいのか。」と、豪炎寺が言う。
「行けるわけないだろ…。」
「そうだ。
ヒロト、あいつらは元気にやってるか?」
「あぁ、元気そうだよ。」
あいつら、というのは和奏の…何といえばいいのだろう。
まぁ、弟妹のような存在の奴らだ。
「毎日、元気に飛び回ってるよ。
やっぱり、お日様園で引き取って正解だったみたいだね。」
「だな。
それと…あいつらに、名前を付けたんだ。」
そういって、和奏は10枚の紙を出した。
エルザ…『神郷 聖祇』
ティル…『嘘搶 遊戯』
アリス…『麻世李 兎』
ウンディーネ…『水神 雫』
チルチル…『幸乃 蒼夜』
ミチル…『幸乃 鳥架』
ジョバンニ…『星崎 空知』
カムパネルラ…『天月 夜音』
パペット…『人瀬 香田』
カーレン…『舞踏 唱歌』
「へぇ……」
「これを一人一人に渡してくれ。」
「あぁ、わかったよ。」
「よーっし、みんな集まった所で、サッカーやろうぜ!」
「おいおい、私は病みあがりだぞ?」
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