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「ただいまー」

「おかえりー」





私は万事屋に帰ると、真っ先にソファーへと向かった。
ちょっと歩いただけなのに、疲れた。





「なあ、お前って飯作れる?」

「飯?ああ、多分な」

「じゃあ作れよ」

「…は?今?」

「そうだ今だ、ほら作ってこい」





とんと背中を押される。
私は仕方なく、キッチンへと向かった。
見た事のない物がズラリと並んでいる。





「えーと…この白いのは…切るのか?」

「魄夢それお米アル!!切っちゃだめヨ!!」

「じゃ、じゃあ…えーと…」

「え、何、まさかできないの?」

「い、いぃや全然出来るさ!!もうちょちょいのちょーいって感じでー」





ブスッ。

え、何ブスッって。
そーっと手を見てみる。





「いったああああああああ!!」





なんと、
刃物らしき物で指を切っていたのだ。