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＠　クリスマスで番外編。




※完璧にクリスマス過ぎてます。
※駄文です。え？何コレ？状態です。つか下品な所もあります。
※本編でまだ出てきてないのに万事屋登場します。


　許せる人は、はいかもーん。
　許せない人は、ぐっどばい。










　　　　　　土方十四郎の姉で御座います。＜後編＞
　　　　　「結局クリスマスって何なんですか」










一方朔は屯所の飾りつけをしていた。
勿論万事屋も手伝わされている。
朔は、ティッシュで花の形を作ったものを大広間に飾っている。
大広間にある大きなテーブルには豪勢な食事が所狭しと並んでいた。





「——っよし、此れでＯＫかしら。神楽ちゃん、そっちはどお？」
「勿論ＯＫアルヨ！ばっちこーい状態ネ！」





万事屋は、屯所の掃除をしていた。
神楽は持ち前の体力ですでに廊下を磨き終えている。
新八も地道に庭の落ち葉を丁寧に掃いている。しかし。





「でも銀ちゃんはサボタージュしてるヨ！朔姉（さくねえ）、げちょんげちょんにしてやるヨロシ！」
「ふふ、そうね。じゃあ私が銀ちゃんを殺し……叱っている間に休憩していらっしゃい。——そうだ、台所にケーキがあるわ。あれ、食べてもいいわよ」
「きゃっほォォい！ケーキアル！」





その言葉を聞いて逃げる銀時。それを朔は凄いスピードで追いかける。
それを新八は呆れてみていた。「掃除しろよ……」

そんな平和（？）な時間もつかの間。
爆音が響き渡る。
けたたましい銃の音に、朔は銀時を殴る腕を止めた。

屯所の門が壊れ、吹き飛ばされた門は丁度大広間に減り込んでいる。
あれでは、折角の料理も台無しであろう。






「はははは！貴様が真選組副長土方十四郎の姉上である土方朔だな！」
「ええ、そうだけど。どちら様かしら？」
「蛙懸慕埜（あけぼの）党の攘夷の者だ！貴様を……」




「殺しに来た」





壊れた塀の上に乗っている男はにやりと下品な笑みを浮かべた。
そしてそのまま朔の前に降り、朔の首をするりと撫でる。

銀時はそれを見ながら思った。——あの男、死んだな。
万事屋三人は既に避難していた。
勿論攘夷浪士から避難したのではない。

——黒いオーラを纏いながら拳を固める、朔から避難したのだ。




「しかし、えらい別嬪さんだなァ……。
　ちと殺しちまうのは勿体ねえが……死んでもらうぜ？
　野郎共ォ！砲撃開始ィ！」




何時の間にか待機していた攘夷浪士たちの大砲や銃が、朔に向く。
しかし朔は特に動くこともなく、ただそこに立っていた。
まるで彼等を恐くないというように平然と立っている朔を見て、男は腹を立てたのか、男自らも銃を取り出した。

いっせいに、大砲が撃たれる。
鈍い銃撃音とともに、煙が朔を覆う。




「土方朔の首はとったりィィィ！」




男は、にやりと笑いながら門に背を向ける。
しかし男はすぐに口を紡ぐ。首に、ひやりとした感触。
男の真横に、刀を持った朔は立っていた。




「ちゃんと死んだかどうか確認しないと……ね？」
「うっ、うわああああ！なぜだ！弾は当たったはず……！」




朔は一気に刀で男を叩きつけ、男の髪を掴む。
男は白目を剥き、恐怖に怯えている。
男は、朔を舐めていたのだ。


朔はその睨みだけで人を殺してしまえそうな瞳をしている。
——昔、その瞳を見て人はいった。

『その女睨みさえ人殺める威力持ち、その姿は正に阿修羅』




————鋭気の阿修羅





「てめえ、よくも屯所めちゃくちゃにしてくれたな……。」
「ひっ……！すみませんんん！」
「謝って済むなら警察なんざいらねェよ。じゃあ、さようなら。」
「ひいいッ！！うわあああああっ！」




朔は刀を一気に男の腹に叩きつける。
男は泡を吹いて気絶していた。




「——情けな。たかが峰打ちだっつーのに……」




そう呟いて朔は後ろを振り返る。
残りの攘夷浪士たちは、びくりと体を震わせ朔を見ている。




「あ゛？やんのかゴラ」
「「「「「すみませんんん」」」」」



すっかり温和な雰囲気などない朔を見て、攘夷浪士たちは勿論、万事屋も恐怖を覚えた。










—

「姉上。大丈夫だったか？」
「ええ、此のとおりよ」



先程の朔は何処へいったのか、もうすっかり元通りな朔はにっこり笑って土方を迎え入れた。
土方の背後では攘夷浪士が大量検挙されている。



「でも、私折角お料理用意したのに……」
「そんなのいいでさァ、姐上が無事なだけで俺達は嬉しいですぜ」
「そーちゃん……。」
「そうだそうだ！俺達には料理なんかなくとも朔さんがいればいいぜ！」
「あったりめーだろ！」



沖田は落ち込む朔の背中を優しく撫でる。
いつのまにか、朔の周りには真選組の皆がずらりと円を作っている。

朔は顔をあげて、微笑んだ。



「皆、メリークリスマス。」
「「「「「メリークリスマス！」」」」」




.gdgdだぜ戦闘シーン最悪駄文すみまそ