二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- イナズマイレブン 夜空のしたで 第八話 少年の名まえ ( No.15 )
- 日時: 2011/12/15 18:32
- 名前: るい (ID: jIh6lVAe)
- 参照: オツカレサマ 桜花火!!!!
理科と数学は、確実に再テストかー。ま、あたしも小学生ながら、こっちの学校じゃあ学期末テストが毎学期あってね。案外くるしいものなのだよ((苦笑
カキコにこれるようになったんだね! あ、「イナズマイレブン/GO 時を越えた出会い」きちんと第六話、読ませていただきました☆ いやー、あたしみたいな貧弱者とはちがって、花火(←これからこうよんでいい?)の小説の方は、もう返信が34! スゴイと思うよ。……いや、あたしが更新してないからいかんのか。
あ、あと、今度から「題名」のところに、第○話っていうのと、タイトルを書きます! そうした方が、本文の方のやつが、短くなるかなーって。
じゃ、小説行くよ!
「ど、どうなってるんだ……!?」
風丸が、しぼり出すように声を発した。ほかのみんなも、もちろん、一瞬のできごとだったため、あぜんとするほかない。
一方のゴールをきめた少年といえば、ふう……と大きく息をはいた。
「なんだ、案外あっさりゴールを奪われちゃうんだね。」
肩をすくめる彼を、誰も否定できない。だってそうだ。だれも、少年がシュートをはなった瞬間、動くことができなかったのだから。そんな彼の意見を誰も否定しないことに、どうやら少年自身はおどろいたようだ。
「あれ? なんにもいいかえさないんだ?」
みんなにぎりこぶしをつくっていた。でも、円堂はただひとり、どんどんくちびるが上へ上へあがっていっていた。
そして、気がつくと、声をはりあげていたのだ。
「おまえ……すっげえ強いじゃんか!」
そのセリフに、少年が二秒後コケる。しかし、円堂側のみんなは、やっぱりいつもの円堂なのだなと、安心で少しほおがゆるむ。
「な、なにそれ……。」
だが、円堂のこのペースになれていない少年側は、不意をつかれ、どういいかえしていいのかわからない状況だった。
「だってさ、いま、オレもぜんっぜんわかんないくらいのスピードで、シュートしたんだぜ!? すっげえじゃん! すげえすげえすげえ!」
いつも以上の「すげえ」の連発に、さすがにこれは鬼道たちもひや汗をたらしかける。
「おい、円堂。やつがこまっているぞ。」
「ああ、悪い、悪い。あ、そうだ。おまえ、名まえなんていうんだよ?」
円堂にそうきかれると、彼はギクッとした顔になった。どうやら、あまりきかれたくないのか、はたまたこたえたくないだけなのかはわからないが。
「えっと、それは、その……。」
いいよどむ彼。その返答をじぃーっと待つ円堂。
(えーっ、ほんとうのことをいうわけにもいかないし、でもウソもあんまりよくない気がするし……どーしようっ。)
少年は心の中でさけんだ。
「そ、そうっ、木野貝亜(キノ ガイア)っていうんです!」
(……あ……思わずほんとこのと、いっちゃった……;;)
内心すごいいきおいでひや汗をかく貝亜。しかし、それをおどろいたのは、みんなだった。