二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 〜 雛鳥ノ夢は 青空の中に 〜 ( No.15 )
日時: 2012/01/10 21:57
名前: 麻香 (ID: bPDqEDL.)

06)熊に会ったらまず握手

‥‥‥えーと。

「銀さんとぱっつぁんと神楽ですか?」

とりあえず、いつも呼ぶ呼び方で。
すると、チャイナ服の少女‥‥神楽が猛反発してきた。酢昆布をくわえながら。

「何様アルか、この女。初対面でいきなり呼び捨てアルか。」

やっぱり呼び捨てはまずかったか。

「あ〜‥‥‥。神楽‥‥‥‥ちゃん?」

「ちゃん付けただけじゃ、私の威厳は表せないアル。女帝陛下とか女神様とかジェームズ・キャメロンがよろし」

「神楽ちゃん。いつまでそのネタひっぱってんの。‥‥‥すみません。確かに僕達はそう呼ばれていますが、何で知ってるんですか?」

やっぱり、ぱっつぁん‥‥‥もとい、新八君は話しやすいわ。

あたしはとりあえず、自分の身に起きたことを話した。
と言っても、朝起きたらこの世界だった訳で。ほとんど話すこともないけどさ。
ま、信じてくれないか。

「ふーん、それで?これからどうすんの?」

これが、あたしの話を聞いた銀さんの第一声だった。

「‥‥‥信じてくれんの?」

「まぁな。作者の奴も、ネタ尽きてきた頃だろーし。そろそろ異世界ネタやるころだと思ってたしー」

‥‥‥やっぱ銀魂なんだな。
見事なまでに、世界観を無視してるな。

さて、これからの事だが。

「ここで、住まわせていただくことは‥‥」

「無理。ここは宿屋じゃねぇんだ」

‥‥‥やっぱり、か。
そりゃ初対面の人を泊めるとかありえないし。‘田舎に泊まろう’ではやってるけどさ。

「分かった。色々ありがとね」

とりあえず礼を言い、荷物をまとめ、新八君の制止を振り切って、外に飛び出した。
さて、これからどうするか。「田舎に泊まろう ⅰn江戸」だな。