二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂 (ギャグ率80%) ( No.4 )
日時: 2011/11/25 21:38
名前: 麻香 (ID: qJ.SIQ7q)

02)しりとりはいつも曖昧な終わり方

そんなこんなで休み時間である。
さっそく仮眠しようと思ったら、いのりが睡眠を妨害しにちょこちょこやってきた。神様はやはりあたしが嫌いらしい。

星宮いのりはあたしの友達。
小学生に間違えられるほど小さくて童顔。ちなみに銀魂とかいうアニメの大ファンらしい。
相手すんのめんどくさいし、寝たフリをしてよう。

「よっ、今日も噴水頭キマってるねー」

噴水頭いうな。

「奈乃羽、トトロ見たんだって?」

見てねーよ。

「私も見たんだぁ。私はメイ派かな。メイが泣きだした所とか、もう号泣〜!」

知らねーよ。てか、高校生がトトロに号泣してどうする。お前の精神年齢は幼稚園児か。

「ねぇ、奈乃羽?どーしたのよ、一体。」

無視もめんどくさいし、適当に返すことにする。

「朝から眠いのよ」

「眠い?やっぱトトロ見てたんでしょ」

「見てないって。本当にいつも通りの時間に寝たのぉ」

いのりは、ふぅん、とまだ疑っているような声を出した後、なにか思い出したようにパチンと手を鳴らした。

「そーだ。昨日、銀魂の最新刊出たよね!やっぱ沖田君かっけぇ—!!それで沖田君が‥‥」

はいはい。どーでもいいから、今はあたしを寝かせてくれ。

               ☆★☆

家に帰ってからも、眠気は取れなかった。
制服のまま急いでご飯を食べ、べッドに倒れこむ。

今日のご飯の時、魚フライにかけるタルタルソースとマヨネーズを間違えた。きっとあたしは、マヨネーズの神様に好かれているのだろう。

そういえば、さっきから母さんが呼んでいる。きっとお風呂だろう。
母さんには悪いが、今は眠い。寝かせてくれ。
そう思って目を閉じると、わずか3秒ももたずに撃沈。

次に目を開けた時、目の前に青空が広がっていた。