二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薄桜鬼   ———刹那の契り ※イラスト描きます ( No.179 )
日時: 2012/02/04 11:02
名前: 亜鶴 (ID: JFBEfYhr)

    第九話  似た者 




「土方さん、お帰りなさいっ!!」元気な笑顔で、門から少年の格好をする雪村千鶴が出迎えてくれた。少し微笑むが、元の表情に戻る。千鶴の横には沖田がいたからだ。相変わらず…沖田はニヤニヤしていた。



千鶴の視線が土方の肩へといった。
「あれっ?土方さん!その方は何方ですか?」千鶴は早速質問。ああとうなずく。すぐに説明にはいった。



説明が終わると、沖田は土方の背後へと移動する。そして担がれていた者を見ると、目を丸くした。千鶴も沖田の異変にきづき、土方の後ろへとまわる。同じく目を丸くした。




「この子、あの子に似てない?」先に沖田の口から言葉が漏れる。千鶴ははいとうなずいた。その二人のやり取りを見て、土方は不思議に思った。
「こいつに似てる奴がいるのか?」と二人に険しい顔をして、たずねる。


「はい…この前、私たちが浪士から助けた舞妓さんに」と千鶴は言う。




「とりあえず…こいつは要注意人物だ。空き部屋に寝かして、逃げられないようにしとっけ。それから今すぐ会議をする。幹部を集めろ」と言うと二人は動きだした。それぞれの場所へと向かう。千鶴は幹部集め、沖田は少年を担ぎ、空き部屋に——————











           







             続く…


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