二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 『目を背けるな、世界は光で満ちている』 〜臨時短編〜 ( No.21 )
日時: 2012/02/23 20:16
名前: ミズキュウラ・ドラッテ (ID: 9ySylEp9)

 ふと気が付いたら、自分は長方形の筐の中にいた。
 それがエレベーターだと分かったのは、上へ向かうその動きがそれと全く同じだったからだ。

 まるで未練を振り払うかのように筐は線路を辿って上昇していく。
 人の気配に横を向くと、制服を着こなしたエレベーターガールが立っていた。

 見た目十六歳のその少女は、髪を後頭部でまとめパネル付近に佇んでいる。
 彼は心細さに堪らず口を開いた。

 「何故…僕は昇っているのですか?」
 
 エレベーターガールは笑顔を絶やさずこちらを向き、
 曰く…

 『彼方の生き様と大差ないでしょう』

 不意に、エレベーターが停止した。
















  恒例の、『時間がないからここまで』がやってきたようですw
  てなわけでこの小説は此処で中断します!
  次回をお楽しみに!
  ちゃんと最後まで書くから!!