二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〜SONG〜 短編集:イナズマイレブン 吹雪編 ( No.4 )
日時: 2011/12/04 19:25
名前: 奈流羽 (ID: iAb5StCI)


次の日の公園。

今日は土曜日。つまり、昨日は金曜日。
僕は暇だったので公園に来た。

吹雪「久しぶりだなぁ〜…」

公園に来るのは、何年ぶりだろう?
アツヤと来た時以来??
あのころは楽しかった。思い出しただけでも、楽しくなってくるくらい。
こうやって過去を思い出しても悲しくならないのは、キャプテンたちのおかげ。
感謝してるよ、ほんと。
…久しぶりにブランコでも乗ろうかな?

-----------------------ギィ…

錆びたくさりがなる。
風が当たって気持ちいい。

?「え、吹雪君??」

吹雪「((!?」

僕は、急いでブランコを止める。
びっくりするよ…
だって今、目の前に僕の好きな霜月さんが…

霜月「びっくりした〜。
   久しぶりに公園に来たら吹雪君がいるんだもん^^」

吹雪「僕もびっくりだよ^^
   一人でブランコこいでたら霜月さんが来るから。
   僕も、公園に来るのは久しぶりなんだ〜^^」

霜月「そうなんだ^^
   じゃ、せっかくだし私もブランコやろっかな〜♪」

吹雪「気持ちいいよ^^風になったみたいで。」

霜月「ほんと!?」

そういって霜月さんもブランコに座る。

------------------------ギィ…

同じくさりの音。

霜月「ほんと、気持ちいい…。
   なんかふっきれそうww」

吹雪「なにを??」

霜月「え、ぅ〜ん…いろいろ^^」

吹雪「ふ〜ん…。」

霜月「ねぇ、吹雪君って好きな人いるの??」

吹雪「ぇ…?」

好きな人って…。
今目の前にいる君だよ…?
君を見て、初めて出会いの意味がわかったんだから。

吹雪「うん、いるよ^^
   すごく優しい女の子がね^^」

霜月「ふーん…。そっか^^」

吹雪「霜月さんは?」

霜月「私?私は…いるよ^^
   笑顔の素敵な人が^^」

いるんだ…。
もうおわりだな、僕。
霜月さんの幸せを願うから。
きっとかなうよ、君の恋。

霜月「((ボソッ吹雪君…、君が好きなんだよ…」

吹雪「なんか言った??」

霜月「あ、ううん、なんでもないの^^」

-------------------------ポツ…

雲がないのに、雨が降ってきた。
早く帰れと、言っているみたいで。
風邪をひいてもいけないし、僕らは帰ることにした。