二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ぬらりひょんの孫〜月下美人〜 ( No.221 )
日時: 2012/07/06 23:07
名前: このみ (ID: 3/dSGefI)
参照: http://yaplog.jp/momizi89/

第二十一話  認めない



とにかく、珱姫に正面から会いに行こう。
そして、自分の気持ちを整理しなければ————。




ぬらりひょんは、知っていた。
輝夜と珱姫————二人を一人に絞る事など、出来ないという事を。
しかし輝夜は今も自分を想い続けている事を。
ぬらりひょんは、知らなかった。
自分が珱姫を選んでしまい、輝夜がどんな行動をするのかという事を。
愚かなぬらりひょんは、気付けずにいた。




「絶世の美女……珱姫を、好きになっちまった」
「ちょ、アンタ!!輝夜は……輝夜は、どうするのよ!!」

夜、組の妖達にそう告げると、雪麗は怒り狂って部屋を出て行ってしまい、他の幹部達も、苦虫を噛み潰した様な表情で出て行った。









切ります……すんません;;