二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.151 )
- 日時: 2012/03/06 20:17
- 名前: 有栖 (ID: sYIc8iZ8)
リナリー達を観察していると、リナリー達は男物の服の店へはいって行った。
「男物の服さぁ」
ラビがそういうと、後ろにいたコムイが身を乗り出して、その店へ突撃しようとする
が、それをリーバーがおさえる。
「やっぱり付き合ってんだぁ!」
「入った店で決めるのは、速いですって!」
アレンは、まだ小さいタコと格闘している。あ、少し取れて来たんじゃないか?
『…』
しばらく眺めているとリナリーは、ラッセルにネクタイをあわせているのがみえた。
「もう我慢できない!」
そういって、いつのまにか用意されたちゃぶだいをひっくり返し、いつのまにか用意されていた爆弾に火を付ける。
どうやら、地球破壊爆弾っていうらしいって奴だ。
伯爵よりこいつの方が怖いかもな。ある意味で。
「アレン! なんとかしてくれ!」
「アレンは、今取り込み中って奴だ。」
「じゃあ、ラビ! お前が!」
ラビは、イノセンスを発動させ、ぎりぎりで火を消す。
だが、今度は、小型爆弾をしこんでおいたらしく、タコの形をした爆弾が出て来る。
また爆弾か。
ラビは、何も考えずにイノセンスを伸ばしたので、コムイは、適当な所になげてしまう。
爆弾は、ラッセルの直撃をまぬがれたものの、店の半分が崩壊してしまった。
ん? 今、何か飛んで行かなかったか?
そう思って、しばらく空を見上げたが特に何もない。俺の気のせいだったらしい。
視線を戻すと、2人はすでに違う店へ移動していた。
「あ、リナリー達、違う店へ移動したって奴だ。」
「リナリィ〜!」
そう騒いで、速足でリナリーの後をついていった。
次に着いた場所はどうやらカフェらしい。
外からではよくみえないので、俺とラビとアレンと65とコムイ以外が変装して中へ入って行く。
5人、変装してなくてばれないんだから、変装しなくていいと思うがな。
とりあえず、俺は、変装した奴らを視界へいれたくなかったためにリナリーの方を見ていた。
そこへ、2個の紅茶が運ばれた。アクマの気配が近いな。
『でも、アクマっぽい人は何処にも見当たらない。』
そうなんだよなぁ。アレンは、タコと苦戦してて左目機能してくれないし。
結構人いるからどれがアクマなのか分かんねぇ
リナリーは、砂糖を取ろうとして手を伸ばした。だが、その手がラッセルの手が重なり、コムイがすぐ反応する。
今度は、小型爆弾が3つほど。ウサギみたいなキャラクターの爆弾だった。
それを、思いっきりラッセルへ向かって投げる。
リナリーも近くにいるし、リナリーにもあたってしまわないのか?
さっきの爆発の破壊力といい、あの距離だと絶対あたると思うんだが…
そんな心配もさておき、またもやラビが爆弾を違う方向へ向けた。
すると今度はその方向へ爆弾が爆発する。
また壁が破壊された。
そろそろリナリー達も不思議に思うんじゃないか?
これで2回目だぞ?
だが、リナリー達は、そんなこと気にもせずに違う店へ移動した。