二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.204 )
- 日時: 2012/03/16 08:02
- 名前: 有栖 (ID: T5S7Ieb7)
しばらく走っていくと、どこか広い大広間へでた。
そこに、クロウリーも吹き飛ばされている。Lv.2のアクマは、それに気付きクロウリーのそばによる。
あいつは、アクマ。クロウリーはイノセンスの適合者。
この様子からするとアクマは、クロウリーに「恋」をしたのか?
クロウリーは、あいつのことをアクマだとしらないから「恋」をした。
しかし、俺達の意思によってアクマを破壊しようとする。
アクマだって俺達や人間を破壊しようとする。
クロウリーは、血を吸いたい衝動をおさえ、アクマは、破壊したい衝動をおさえた。
それで、両方の気配があったわけだ。
「冥界からよびだされ、アクマ兵器のエネルギー源に拘束された魂があれなのか? アレン。すげぇぞ。なんで、俺にも見えるさぁ? その左目のせいか?」
ルキア、何かあのアクマをみて見えるものは?
『赤い炎がみえる。あれは、魂の塊?』
そうなんじゃねぇのか?
あいにくながら俺にはその魂がみえないんだ。もし、気持ち悪いと思うなら目をつぶってても構わない。
『大丈夫。でも、なんで見えないの?』
人間じゃないから。
人間じゃないから呪いにもかからないし、闇もない。
あえていうなら光もない。
ただ俺達は、たった1つの目的のために存在しているようなものだ。
ただ、俺達は適合者がいないと動くことはできない。
だから、自分を壊れようとでも、シンクロ率が少なくなろうとも適合者を救う奴はいるって奴だ。
俺も、例外ではないな。たった1つの目的のためだけにお前を守る。ただ、それだけだ。
『うん。今はよくわからない。』
分からないなら分からなくていい。
これは俺達だけの問題だから。これから先、経験するさ。
「クロウリー! 見えてるか? その姉ちゃんから見えてるものが。」
「それが、アクマの魂です。その人は、アクマなんです!」
後ろからラビとアレンがクロウリーに向かって叫ぶ。
それと同時にアクマが本来の姿になりクロウリーを攻撃する。
俺とラビやアレンも助太刀にいこうとしたが、何かが壁を破壊。
よくみると、それはさっき出会った花達だった。
その花達は、お腹がすいているのか食おうとしてくる。
これでは、クロウリーの近くにいけない。
「ラビ、お前のイノセンスの第2解放でどうにかなんないのか」
「やってみるさぁ! 大槌、小槌、m」
そこまでいって花にイノセンスを奪われる。
「嘘だぁ!」
ラビは、そう叫んだあと花に食われ、暴れ始める。
アレンが、修行時代にこいつらの世話をしていたらしく、回避法をしっていた。
愛情表現する人は、襲わないらしい。
「「I Love You!」」
2人は、同時に言う。馬鹿バカしい。こんなん、根っこから切り刻んじまえばいいじゃねぇかよ。
「ケルシー!」
「(なんでしょう?)」
「この花の根っこを探して、痛めつけて来い」
「ニャン♪」
ケルシーは、下へ潜れる場所をさがし下へ降りてった。
俺は、その間この花から逃げ回ることにした。