二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.25 )
日時: 2011/12/18 11:29
名前: 有栖 (ID: WKDPqBFA)

「(危ない!!)」
クロがいったその瞬間目の前の悪魔が破壊された。
ルキアは、何もしていない。今、おきたことにたいして驚いている。
「大丈夫ですか?」
そこにいたのはイノセンスを発動したアレンがいた。
どうやら、ここはアレンとライが任務できていた屋敷だったらしい。
と、なるとアレンは今までずっとここで戦っていたのだろうか?
「あ…。」
昨日とは、変わった姿におどおどしている。まぁ無理もないだろう。
「あ、これは後で説明します!! とにかく今はここから逃げて下さい!」
そういわれてからもルキアは、少しおどおどしている。
「でも…」
そんなことをしている内にまた奥からLv1の悪魔がぞろぞろと…
その中に1体、Lv2の悪魔がいる。こいつが指示をしていたのだろう。
「やっとみつけたわぁ♪連れて来てくれた子は壊されちゃったみたいだけど、まだまだこんなにいるんだから関係ないわね♪」
レベル2の悪魔は、レベル1の悪魔が進化したもの。
なので、新しい能力を使えるようになるのと同時に喋る事が出来るのだ。
「まだこんなにいるのか!!」
アレンは、叫びあげる。ルキアは、レベル2の悪魔がいっている意味を理解しようとする。
「やってしまいなさい。だけど、男の方だけね。」
レベル2の悪魔は、指示をだしてからルキアに近づく。
ただ、アレンはレベル1の相手をしていてルキアに近づく事が出来ない。
ルキアは逃げようという事も考えずに、というよりかは考えられずに立ちすくんでいる。
いくらなんでもこいつには恐怖をおぼえたようだ。
「まだ、イノセンスの存在に気づいていないお馬鹿さん♪ そうゆうエクソシストって、奪いやすいから簡単よね♪」
「(ねぇ!危険だよ!はやく逃げなきゃ!)」
クロの声もルキアに届いていない。ただ、黙って話を聞いている。
悪魔は、何も返事をしないルキアに話し続ける。
「私の能力はね、イノセンスのありかがわかるの。便利でしょ?」
「…。」
「(ねぇ!!)」
ずっと黙ったままでいる。
悪魔は、ルキアにもっと近づいた。そしてルキアの眼帯に手をつける。
本当にここにイノセンスが隠されているのか調べる為に。
クロは危険だと感じたのかポケットから飛び出し悪魔の邪魔をしようとするが失敗した。
見事に遠くへ吹き飛ばされてしまったのだ。
そして、ルキアはただ抵抗もしないまま簡単に眼帯をはずされ左目があらわになった。
「やっほぅ♪ ビンゴね♪ じゃあ、さっそくそのイノセンス頂くわ!!」
そういうと悪魔は、持っていたするどいナイフで大きく振りかぶった。
「っ!!危ない!」
アレンは思い切り叫んだ。












よくよく見てみると眼帯をはずされた時のルキアの目には異常なほどに光がなかった。