二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.251 )
日時: 2012/04/17 18:41
名前: 有栖 (ID: a8bifGsH)

リチャードさんは結局ひかれてしまい、病院送り。
私達も一緒に病院へ行く。
ちょうどそこで仕事中だったと思われるサラさん達を見つける。
しばらくたち、手術室から院長さんが出てきて、首を横に振るのだ。
きっと、もう手遅れだったのだろう。
サラさんは、院長さんに呼ばれ、別室へ移動。
「サラ!」
「大丈夫。私は大丈夫だから」
リーザさんは、心配して声をかけたが、サラさんは、大丈夫と言い張った。
それからリーザさんは、手で顔をおおい泣き始める。
「私は、サラのように強くない。レニーが死んでしまったら私は・・・」
アレン君は、サラさんの後を追いかける。
その間、リナ姉と私は、ずっとリーザさんと一緒にいた。
泣いて震えているリーザさんを慰めながら。

大切な人が失った悲しみはとても大きい。
それを私は半分だけ経験している。だから半分だけ分かる。
でも生きている。大切な人は生きている。

「今、この世で自分と一緒に生きている。」




ひとまず、泣きやむまで私はリーザさんと一緒にいた。
朝になると、やっと泣きやんでくれて。
少し、安心して病院の中で眠ってしまっていたようだ。
起きた時には、もうお昼になっていた。
遠くから泣く声が聞こえてくる。きっとリーザさんだろう。
しばらくソファに座ってぼーっとする。
そのうち、目の前を院長さんとリーザさんが通って行くのを見つけた。
………レニーさん、死んじゃったんだ。
『アクマの気配がすごい』
………どこかにアクマが潜んでる。でも、どこに?
『アレンがいれば分かるんだが俺には分からない。』

イノセンス発動

今日は、発動するのがはやいな。ただの寝不足か。
それともあいつのことを考えてるのか。
そこらへん、まわってみるか。
そう思い、2階、3階と順々に回っていく。
だが、どっからもアクマの気配がして居場所が特定できない。
その時、下の階から破裂音が聞こえた。
窓の破壊音と銃声。アクマの攻撃か。場所は2階にいたのか。
「いや、そんなことないって奴だな」
病室から出て来た人達から次々とアクマが現れる。
「まるで、アクマの製造工場みたいなところだな。キリがない」
双剣を手に次々とアクマを破壊していく。
2階には、もうすでにアクマが破壊されていた。
きっとアレン達がは歌詞したものだと考えられる。
と、いうことは1階にアレン達はいるのか。
「アンダー」
剣を下に突き刺し一気に1階までおりる。下はちょうど院長室だったようだ。
着地した時、気絶したリーザと院長がいた。
しかも院長は、ハンカチをリーザの口元で押さえている。
一体何してたんだ。まさか催眠薬でも飲ませてたんじゃ…
とりあえず、こいつは捕まえとかなきゃやばいかな。
「いくぞ、院長」
「ひ、ひぃ!」
俺は、柄の方で院長の頭を思い切り殴り気絶させた。
そこで壁が壊れ、リナリーとアレンの登場。
「る、ルキア!?」
「ルギアだ」
「どうしてここに?」
「1階が一番怪しいかなと思い1階に一気におりてきたらここにいたって奴だ」
「でもよかったわ。リーザを助けることが出来て」
「…そうか」



一旦マザーの家に戻る。
それから、バーバからリナリーあてへの手紙をうけとり、アレンは、バーバから、
クロスの請求書の紙を渡す。
リナリーは、本部へ戻り、アレンはクロス探し。
俺は、アレンについていくことにした。