二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.262 )
日時: 2012/04/22 16:03
名前: 有栖 (ID: a8bifGsH)

夜になると店主から夕飯を頂き、アーチに連れられて洞窟のようなところにきた。
どうやら秘密基地らしい。
そこで他の子たちがいかだをつくっているのを見つける。
あんまり長くもたなそうだなぁ…。
そこから、海賊船についての話を聞く。
海賊が定期船を沈めたという詳しい状況を。それは、嘘にたいしては詳しすぎる。
まさか、本当に。この時代に海賊なんて。
その船———イカダで海賊船を倒す、というが真っ先に溺れるな。
あまり頑丈そうじゃないし。
アレン君が、お父さんが心配するからやめとけ、と注意するが、聞いてはくれない。
「親父の味方するなら出てけ!!   出てけよ!!」
そう怒鳴られる。
「アレン君、いこうよ。大丈夫ですよ。」
「え、えぇ…」
アレン君に続き、宿に戻って一晩過ごした。


次の日の朝。
店主にお礼をいって船乗り場へ移動。
室長さんに、一日遅れた、という連絡をした後さっきの店主の声が聞こえた。
「こらぁ! お前らぁ!」
海の方をみるとイカダに乗ったアーチ達がいる。
その時、奥からもう一隻の船が現れる。
『アクマの気配がする。あの船にアクマがいる』

イノセンス発動

「アレン、アーチ達を」
「あ、はい!」
アレンは、すぐに親父さんのところへ向かう。
俺は、双剣を受け取り岩山を伝って船の方に向かう。
と、その時船へ花火爆弾があたる。
それに気付いた船は、向きを変え、爆弾が飛んできた方向へ銃口をむける。
そこまで行くための岩山がなく、間に合わない。
その時ちょうどアレンが守っているのが見えた。
後は、船への攻撃か。
でもあの花火爆弾の当たった傷つき具合からみるとボディがかなり固い。
一発できめた方がよさそうだ。
だが、どこにいる。アクマはどこに…
「ルギア!! アクマは、その全体です!」
「せいか〜い。」
「そうか。」
船の上に乗り込むと、すぐにアクマからの攻撃がくる。
しかし、それをよけながら弱点を探して行く。
「ちょこまかと… これならどうだ」
船の銃口が定期船に向かう。アレンは、すぐに定期船へ向かい、撃たれた弾を破壊していく。
「おい! 船の弱点はどこだ!?」
思い切り騒ぐと一応聞こえてはいるようだが、あちらの声がここまで届かない。
銃声ですべてかき消されてしまう。
しかも、俺にも攻撃をしかけてきてるからその分この周りはうるさくなっている。
ちょこまかとアクマの攻撃からのがれていくと、遠くから爆弾が投げられる。
すると、一番てっぺんのアクマの目がついてるところに爆弾があたる。
なるほど。そこが弱点か。
「チェックメイトだ。 クロス・エンド」
煙の中、思い切り剣をぶちこみアクマを破壊した。