二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.268 )
- 日時: 2012/04/23 21:50
- 名前: 有栖 (ID: a8bifGsH)
ついにきました。神田の出番。
ついでにアリス視点で進めていきます。
第18話 魔女の住む村
「デイシャの奴、もっとまともな地図はかけないのか。」
あの後、コムイからデイシャ、という人からの手紙だといって神田に紙を渡していた。
どうやら、ティエドール元帥の護衛をするために他の2人がいるらしい。
確か、デイシャとマリ? だった気がする。
ここまでとりあえず無言でこの街まで来たのだ。
だって、話すことねぇし。
ダンケルン村を抜けた先にあるアルへインの街での集合。
街のはずれまで来ると、ダンケルンと書かれた看板を見つける。
しかし、両方とも折られていてどっちへいけばいいのか微妙なところだ。
しばらく眺めていると急に目の前におばさんが現れる。
「ダンケルン村にいくのかい? うかつにいかないように道標おっちまった。」
その後、数秒くらいあばさんの話を聞く。
どうやらダンケルン村には、魔女が住んでいるという噂が流れているらしい。
なんとも興味深い…
まぁ、いたらいいなとは思うけどそんな世の中甘くない。
アクマはいても魔女はさすがにいないか。
しかし、結局教えてくれてその村へ向かう事にする。
通り道となる森に1人の男が僕達を襲う。
反応が遅く、咄嗟にしゃがんでしまったが大正解。
神田が、剣の柄の方で僕の後ろにいた男に殴りつける。
たったままだったらたぶん僕にあたってたんだろうなぁ…
どうやら、その男、アクマだったらしい。しだいに化けの皮が剥がれてく。
その後も次々とアクマが現れる。
登りやすそうな樹の上に登り、団服のズボンのポケットに入っている小さいメモ帳とペンを取り出す。
それから命令文と、キャラを書き始める。
しかし、書き終わる頃にはほとんどのアクマが倒されていた。
もう少し書くスピード速くしないとなぁ。
「あと1つ」
そう聞こえた瞬間に、樹の下から「たすけてぇ」という声が聞こえる。
木々の隙間から下をのぞくと、白い服をきたごつい男がアクマに捕まっている。
ファインダーの人か。
でもまぁ、いいかな。アクマはこちらの様子には気づいてなさそうだし。
ちょうど書き終わった。
「ディスタラジオン・ピトレ」(破壊と絵描き)
その瞬間、僕のイノセンスはアクマを破壊する。
使命をはたしたイノセンスはすぐに消滅。
「ごめん・・・なさい・・・」
そういってアクマは完全に破壊。
なんだ? ごめんなさいって。誰に謝ってる?