二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.347 )
日時: 2012/06/07 20:44
名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)

そこで、崖の上に花が咲いているのをみつける。
あれ、利用出来ないかなぁ…。
「何みてるさぁ?」
どうやらラビがこちらが何かをみつめているのに気付き話しかけてくる。
「あの花をみてたんです。崖の上にひとつだけ咲いているあの白い花を。まるで、誰とも共存を望まない、望みたくないあいつのようだ。」
「それは、誰のことだ?」
「おっと、なんのことですか?」
危ない。ルギアに感づかれるところだった。むしろもう感づいてるのか?
「ルギア、何か知ってるんさぁ?」
「いや、なんでもない。」
大丈夫だ。ぎりぎりばれてない。ボロを出す所だったな。
今、ここでばれる訳にはいかないんだ。今、ここでは。
リナリーのところに戻ると、魚は、もう焼けている。こげてなかったようだ。
ラビやルギアは、リナリーの元へ行く。
僕は、魚を3つ持ってラビへ近づく。そっとイノセンスに手を伸ばす。
だが制御された。っち。またしても。
「どうしたさ。」
「あ、魚、焼けたんで食べませんかって思い…。その子は、食べられますか?」
「どうみてもそんなもん食えないだろ。さっきお前から貰ったオレンジ食わせたしいい。」
いつのまに食わせたんだな。
「そうですか。」
1つずつ渡して、余った1つを自分で食べる。みんなが食い終わる時、リナリーの容体が悪化。
「はやくじじぃの所につれていかねぇと…。」
そういってラビは、リナリーを背負い歩き始める。
その後にルギアがついていき僕がついていく。
数分歩いていると、急に雨が振り出し、地面が濡れる。
チャンス…かな。濡れてるって事は滑りやすい。滑りやすいってことは転びやすい。
ちょうどいいがかりもできるしな。
「うわっ!」
その掛け声とともに前にわざところび、ラビのイノセンスを手にかける。
見事奪うことに成功。転んだのを猫が心配し、寄って来る。
そこをすぐに猫掴みで持ち上げた。
「ミミ」
「ハイ!」
上からすぐにミミが顔をだす。僕は、持っていたラビのイノセンスをミミに投げる。
「お前、敵だったのか!!」
「残念だったな」
すぐに、人間の変身を解き、ノアの姿になる。
「ケルシーを返せ。」
「そうは、いかないよ。だって、返したら攻撃するでしょ?」
それを聞いたルギアは、僕に殴りかかる。それをすぐによける。
ラビは、リナリーをおぶっていて手出しが出来ない。それにイノセンスも奪われている。
「あららぁ〜イノセンスは頂きましたよ? 壊されちゃいますね。ルル=ベル様に。」
ミミが、アクマにイノセンスを持たせ、ベルへ運ばせる。そして、下へ降りてきて参戦。
「後は、任せたぞ?」
そういって、上へと逃げる。猫を持ちながら。
「ケルシー!!」
ルギアの叫びを無視し、イノセンスをもったアクマの後を追いかける。
すると、急にそのアクマはハリネズミのようになり破壊される。
「これは、ブックマンのイノセンス…。」
そのアクマが持っていたイノセンス、下におちブックマンの手に渡る。
そのブックマンは、僕に気付き攻撃を仕掛けてくる。
そうか、猫を持ってるから攻撃してくんのか。
ブックマンをみつけるや否や猫は暴れだす。あの髪型に反応してんだろうな。きっと。
いい加減持ち切れなくなり、猫を落とす。猫もブックマンの手に渡り、僕はミミの所へ戻る。
さすがにエクソシスト3人にLv.2のアクマ一体じゃかなわねぇだろ。
あぁ、でもさっきもう3体向かってたな。けど、結局同じか。
「きゃぁぁああああ!」
遅かったか? ついた時、もうすでに攻撃をうけているミミの姿。
すぐに秋のカードを出してあいつらの目つぶししてからミミを救出。
こいつは結構戦力になるからな。それにベルのお気に入りだろ?
さて、これからどうすっかな。
まぁいいか。任務放棄してしばらくベルの任務についていこう(笑)
まだ誰もターゲットを壊した様子はねぇし大丈夫だろ。