二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.381 )
日時: 2012/06/14 20:15
名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)

第24話 未来を知ることが出来る少女

あれから、ブックマンの応援もきたことでアクマを無事に破壊し、
宿へ泊まり、リナ姉も元気を取り戻す。
それにしても、あの人ノアだったみたいだけどすごく懐かしい雰囲気。
あったことないはずだと思うのに、なんでだろう……。
「ルキアちゃん?」
「え!? な、なんでしょう?」
「いや、ぼーっとしてたからどうしたのかなって。前向いて歩かないと転ぶわよ!」
リナ姉も、かなり元気になり安心する。
話を戻すが、只今中国へ向かっているのだ。
そこが、はぐれてしまったアレン君達との合流場所らしい。
「我々が目指す中国は、まだまだ先じゃ」
「分かってるさぁ。速くアレン達と合流して元帥を探さないとさぁ〜
 せっかく手がかりをみつけたのに、逃げられたらなんのためにここまできたか分からないさぁ。」
「そうだね。アレン君がいうには、かなりの遊び人らしいし。」
「兄さんがいうには、もうそろそろ中国へつけるそうよ。」
アレン君達、迷ってなければいいけど。クロウリーさんも一応迷子体質だし…。
「もしかしたら、もうついてるかもしれん。急ごう。」
ブックマンがそういったので、さっきより速足で歩を進める。



ようやく、中国のチベットについたのはいいが、アレン君達どこで待ってるんだろう?
「とりあえず、連絡取ってみる?」
「あ、そうですね。」
「クロ。クロウリーさんのゴーレムにつなげられる?」
「(通信してみる。)」
クロは、私の肩の上に乗る。
数分、上を見上げて電波状況的なのを確認。
「(駄目、繋がらない。まだここらへんにはいないみたい。)」
普通のあの教団のゴーレムより通信距離が広い範囲出来るけど
それでも通信できないってことは、ここらへんにいないのか。
「繋がらないみたいです。」
「まだ来てないのかな? 2人とも。」
「はぁ、仕方ないさぁ。とりあえず、今日はもう遅いし、どこかの宿を借りて一晩泊まるさぁ。」
それもそうだと思い、このチベットの都、ラサで宿を見つけ一晩泊まる。
朝になり、もう一度クロを使って通信してみたがやはり繋がる気配がない。
まさか本当に迷子………。
「(あ、あれ!!)」
クロの目が向いている方向へ目を向ける。
そこには、金色のアレン君のゴーレムがいた。
「ティム…」



その後、ティムの後をついていくとアレン君とクロウリーさんが横倒れしている所を発見。
そこを助け出し、さっきの宿で体を休ませる。
アレン君もクロウリーさんも少し休んだらすぐに目が覚めたようで安心した。
それから、また元帥探しに、歩を進める。