二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.492 )
- 日時: 2012/07/22 11:59
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
第33話 江戸へ
ミランダの体力も限界に近づき、船についている小舟で生き残ってる人達だけでいくことになる。
甲板へ出ると、アニタ、マホジャ、その他3名。
「他の皆は」
「すみません。残りの時間を自分達の好きにさせてあげたかったのです。今では宴会でもして楽しんでいるでしょう。」
「生き残った人達は、皆さんだけなんですか!?」
「皆さんには、見送りは不要と伝えておきました。」
これだけ残っただけでも奇跡だろう。俺はそう思う。
なにせ、Lv.3に集中してばっかでLv.2の存在をなかなか倒せないでいたからな。
俺も半分諦めてたし。
一通り済ませて、江戸へと出発する。
マホジャやアニタも無理して見送りに来てたのだろう。すでにアクマにやられていた。
今日は、よく涙が流れる日だな。
「ミランダの体力は」
「かなり消耗しているわ。どこかで休ませてあげたいけど」
「無理な話だな」
「えぇ。今は速くクロス元帥と合流しないと」
精神的にも身体的にも体力がもたないか。
身体的疲労は、なんとかなるか。
「ミランダ、イノセンスを見せろ」
ミランダが、俺にイノセンスを見せる。そのイノセンスに手をかざした。
「少しだけど楽になった…」
「そうか。」
それなら良い。いつまた体力を使うか分かんねぇし歩けるくらいにはしないとな。
「ありがとう…」
「あぁ…」
「見えて来たっちょ!」
改造アクマがそういったので前を見ると、そこに陸地がある。
日本か。
そこから、改造アクマの後についていくともう一体の改造アクマ。
だがそういつは、Lv.3の手によりつかまっていた。
数分しない内にLv.3は、現れ共食いをする。
見てられねぇ。気持ち悪い。アクマは、気持ち悪い。
ルギアからの攻撃を受けて回復の為に一旦身を隠す。
やっと回復したと思ったらどうやら江戸に向かっているという情報を手に入れ江戸へついた。
「こいつはぁ〜生きてる〜」
さっきから聞こえてくるこの声は、どっから聞こえてくんのか。
たぶんゴーレムの声なんだろうけど。
ティキの声もするところからティキもいるな。
「何? お前、一人暗殺しそこねたの?」
「あぁ? なんだお前か。お前だって暗殺しそこねてんだろ? 同じじゃねぇか」
「暗殺しそこねたあげく、池で鯉を盗み食いしてるティキに言われたくないね。」
「んで。なんでお前。ここにいんの」
「ターゲットがここにきてるから。」
その後、ジャスデビも来てそのジャスデビが乗ってきたと思われる人力車に乗って伯爵の所へ。
途中、スキンも拾った。
おかげで座る所がすげぇきつい。
「懐かしいねぇ。まだ数回しか来てないのに、いつも懐かしいと感じる。」
「それは、己も同感だ」
「こんな辛気臭ぇところ、趣味じゃねぇのによ」
他の人とは、少し違う感覚なんだろうな、僕。
まったくもってここを懐かしいと思えない。
「それは、貴方がたノアのメモリーが懐かしがっているからですヨ。まぁ、リッくんは、特別ですがネ」
「やぁ、伯爵。そろそろ教えてくんないかな? その特別って意味を」
「まだ駄目でス。目標(ターゲット)を殺したら教えてあげますヨv」
まだ壊せてないの知ってんだ。
「ところで、君達は仕事もしないで何をしに来たんですか?」
「「「「「おぉ。直球」」」」」
「食事を用意するのでゆっくり聞かせて貰いますよ」
めんど。
とか思いながらせっかくなので食事を取る。
そのために場所を移動した。