二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.50 )
日時: 2011/12/25 21:43
名前: 有栖 (ID: WKDPqBFA)

1日遅れのメリークリスー。=マス
今日でも間違ってはないか。(番外編は、向いていないことに発覚。


第4話 黒の教団

部屋に日が差し込んでくる頃、ルキアは、目が覚めた。
結局昨日のあの後、リナリーがルキアの部屋を案内して終わってしまった。
化学班の人達は、仕事で忙しくぐったりしてしまい紹介できる状態ではなかったのだ。
ついでに隣の部屋は、アレンの部屋である。
と、その時急に部屋の外でものすごい爆発音がした。
ルキアは、なんだろうと思い部屋の外へ出てみた。
その部屋の外には、アレンもいた。ルキアと同じで爆発音で外に出て来たものだろうと考えられる。
「あ、おはようございますアレン君。今の音って何ですか?」
「おはようございます。なんでしょうね、今の音。」
どうやらアレンも分からなかったようだ。
2人で考えていると、奥からポニーテールでぱっつんの青年、神田優が現れた。
「あ! 神田、今の音なんですか?」
ルキアと神田は初対面なので、ルキアは少し警戒していた。
「知るか、話しかけんじゃねぇよ、もやし。」
その神田の’もやし’発言にルキアが、なんでもやしなんだろうと考えていた。
「え、でも事件とかだったら…」
しかし、アレンは’もやし’と呼ばれているのがなれているのか普通に返答した。
「ふん、朝っぱらからうるさい奴だ。」
そういって神田は、ちらっとルキアの方をみてどこかへいってしまった。
そこでルキアが疑問に思っていたことを聞く
「なんで、もやしなんですか?」
「え! それは…僕にもわかりません」
アレンはあははといって頭の後ろをかいた。ルキアは疑問マークが浮かんでいた。
「きっと、任務が不発だったのね、それで不機嫌なんだわ。神田」
神田とは反対の方向からそう言って現れたのは、コーヒーを乗せたお盆をもったリナリーだった。
「なるほど。」
アレンは納得する。
「あ、あの人神田っていうんですか?」
「え? あぁ、そうか。ルキアちゃんは初対面なんだもんね、そうよ。
 ちょっと無口な人だけど、優しい所もあるから、怖がらなくても大丈夫よ。」
「はい!」
「それより、さっきのでかい音はなんだったんですか?」
今度は、アレンが疑問に思った事をリナリーに聞いた。
「化学班が何かの実験をしてるのよ、ごめんね、兄さん達忙しくて。」
アレンは、別に大丈夫といった。
ふと、アレンの目にコーヒーが映って食堂に行こうとしたがリナリーがそれを止める。
何かあせっているようだが、何を隠しているのだろうか?
とにかくアレンを食堂にいかせまいと、一緒に兄さん達にコーヒーを配りに行かないと誘った。
「あ、ルキアちゃんも一緒にいかない?化学班の皆を紹介したいし。」
「了解です!」
ルキアは快くひきうけた。