二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.54 )
- 日時: 2011/12/27 12:55
- 名前: 有栖 (ID: WKDPqBFA)
その頃の化学班の皆様達は…
起きてはいたが、なかなか仕事がひと段落いっていない所だった。
あちらこちらであきらめの言葉が聞こえる。
逆立てた黄土色の髪をし、ネクタイを少し緩めている男性は、この化学班の責任者、リーバー・ウェンハム。
ビン底眼鏡をかけて、ヘッドフォンをつけているのは、ジョニー・ギル。
肥満体でたらこくちびるなのは、タップ・トップ。
その他、多勢の班員がいる。
と、その時爆発音のような、なんともいえない音がした。
その後すぐに入ってきたのは四足方向のロボットが歩いてきた。
あまりのでかさに入り口が壊れてしまう。
コムイが作ったものらしく上に「K」とかかれたベレー帽をかぶっている。
コムイ曰く化学班みんなの救世主らしい。
化学班のみんなに光がさした。はやく起動して欲しいと頼むと名前をどうするか決めて欲しいと頼んだ。
最終的には、コムイが決めることになって「コムリン2」となった。
なぜ2なのかというとどうやら神田に最初のコムリンを壊されてしまったらしい。
何かろくでもないことでもしたのだろうか?
なんだかんだでそのコムリン2は起動された。
その時、ちょうどリナリー達がコーヒーを持ってきてくれた。
「兄さん!コーヒー持って来たわよ!皆さんもどうぞ」
「あれ?君は?」
ジョニーがルキアに向かって聞いてみた。
ルキアは、自己紹介する。その後、皆をリナリーに紹介してもらった。
ちょうど終わった所でコムリン2がリナリーが持ってきたコムイ専用のコーヒーカップを持ち上げた。
アレンは、このロボットってコーヒーが飲めるか聞く。
だが、コムイは飲むはずがないという、が…見事に飲みほした。
完全に故障したらしい、リナリーをマッチョにする、といいだした。
リーバーが、壊そうとしたがコムイに止められる。でもリナリーがピンチ状態だ。
変な所でコムイが迷っている。
そして、決断した。それは、誰かを犠牲にするってことで、アレンの対悪魔武器が損傷していると嘘をついた。
アレンは、コーヒーが乗っているおぼんを落とす。
コムリンは、リナリーを眠らせてからアレンを追いかけた。
アレンは、すぐに逃げる。
その後、いろんな作戦をためしてみたが、全て失敗に終わった。
「…せめて動けなく出来ればいいんですけど。」
だが、どうやって動きを止めようかなかなか方法が思いつかない。
「あ」
ルキアは、何か思いついたようで、コムリンの方へ向かっていった。
「あ!おい。ちょっとまて!」
リーバーが危ないから止めようとしたがこの騒ぎの中聞こえるはずもなく、そのまま突っ走って行った。