二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.89 )
- 日時: 2012/02/19 15:25
- 名前: 有栖 (ID: lL8RIxSj)
次の日の朝。
天気は、吹雪。すごい! すごいよ! 吹雪だよ(笑)
昨日あんなに天気よかったのに今日は吹雪だよ。
これじゃ、外に出られないなぁ。
仕方ない。今日はこの宿に泊まっている住人達のお話を聞こう。
さて、朝食、食べに行こうかな。
食堂へ向かい、朝食のメニューを選んでから開いている席に座った。
朝のくせに結構人がいる。
でも、これだけ人がいるのだったら何か新しい情報も手に入りそう。
それに昨日いたあの少女の事も気になるし。何処の子なんだろう?
「あ! アリス! こんな吹雪の中何処にいくんだい!? 危ないから今日は中にいなさい。」
そんなこと思っていたら、食堂にいた店長らしき人が叫んだ。
どうやらその相手は、今から外に出ようとしている少女に叫んでいるらしい。
しかも偶然にも昨日出会った少女だ…。
「大丈夫。ちょっと外にいくだけだから。すぐに戻って来る。」
「あ! アリス!!」
どうやらあの子の名前はアリスっていうらしい…
(作者と名前がかぶってるww)(ほぼリアの自分そのものだからなw)
「誰か、あの子を止めてくれないか?」
「あ、私止めてきますよ。」
「ありがとう。」
少女———アリスちゃんの方を見るともう扉をあけて外に出ていた。
はやいな。行動が。
私もすぐにアリスちゃんを追いかける。
なので強制的に外に出る形に…
あぁ、風がつめたいな。寒さには結構なれてるけど…
「アリスちゃん!」
「っ!! な、なんでしょう?」
以外と素直だ。
結構身軽そうな格好してるし、背、高い。髪はポニーテールに縛ってある。
うん、かなり寒そうな格好してるね。
「寒いし、中に入ろうよ。」
「…そうですね。」
あれぇ? おかしいなぁ。さっき出て来たばっかりだったし抵抗するのかと思った。
『変わった子だって言う奴だ。』
うん。かなり変わってる。
宿の中にさっさと戻っていく少女をぼ〜っと見ていたら、先に中に入ってしまった。
そうだ、私も早く中に入らなきゃ。
中に入っていくと、アリスちゃんと店長がなにやら喋っていた。
「無事でよかった。」
「ちょっとっていっただろ? ちゃんとに人の話聞いてたか? しかも父さんは過保護すぎるんだよ。大体、吹雪で人が飛んでく、とか意味不な妄想してんじゃねぇよ。」
「そ、そんなことない。父さんはアリスの事が心配で心配で…」
「あぁ、そうだね。勝手に心配してろよ。こっちは心配されなくていいっつうのに。気持ち悪い」
私と話してた時と性格が全然違う。
猫かぶりしてたのかな…。すごい変わりよう。