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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】 紅鬼姫の純愛 ( No.10 )
- 日時: 2011/12/02 17:43
- 名前: 悪魔ビビ (ID: 2GxelfGo)
- 参照: 寒い
/04 自分の好きな子の周りに男がいっぱいとか心配だよね?
「紅!?紅じゃないか!!ひさしぶりだなぁ」
「いっちゃん!!ひさしぶり〜」
真選組の局長であるゴリラことーー『近藤ゴリラ』である。
「ちょっと!!!俺だけ扱いひどくない!?」
「いっちゃん誰に言ってるの?」
まったく勝手にこちらの声を聞かないで頂きたい・・・。だから最近のゴリラは・・・。まぁそれは置いといて、どうやら紅はゴリラににこりと笑いかける。
「いっちゃんは変わってないねぇ♪」
「ははそうかぁ?そういえば、紅お前何しに来たんだ?」
「えーとね・・・んーと・・・」
紅は必死に何の為にここに来たのかを思い出そうとしている。その姿はまるで小動物のようだ。そんな紅を見て総悟は静かに鼻血を流していた。
「あ!そうだ!!あのね・・・私ね幕府のお偉いさんに真選組の一番隊副隊長になるように言われてきたの!!」
「「「「はァァァ!?」」」」
にっこり笑った紅に向かってその場に居た全員が声を上げる。女中ならまだしも、まだ18歳の少女が幕府直々に真選組に所属されることは大変珍しい・・・と言うよりも初めての事だった。
「めずらしい事もあるモンですねェ」
「あぁ・・・」
「・・・まぁ、そう言われたんだから仕方ないだろう。紅の腕に心配は無いしな!!」
ゴリラのにかっとした笑顔に紅は微笑んで返す。
(ごめんねいっちゃん・・・私、もう刀は抜かないの・・・)
心の中でそっと呟きもう一度にっこりと笑った。
これから大変になるのは総悟だった。
(またガードを念入りにしなきゃいけねェなァ)
そっとため息をつき空を見上げた。
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