二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.109 )
- 日時: 2011/12/15 21:49
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 三者面談終わりっ!!緊張した…^^;
開会式が始まる30分前、全てのチームがスタジアムに集まっていた。ティアラはユニコーンの皆と別れ、観客席に座っていた。
ティアラ「喉渇いた…。なんか飲みたいなぁ。」
スカイ「じゃあ、自販機で何か買えば?」
ティアラ「何それ?」
スカイ「…黙ってついてきて;」
スカイはティアラの肩から飛びたった。そのあとをティアラが追う。
〜自販機コーナー〜
ティアラ「あれっ?あそこにいるのって…。」
自販機コーナーにつくと、見覚えのある人物がいた。ティアラはその人物に駆け寄る。
ティアラ「フィディオ!!久しぶり!!」
フィディオ「あっ、ティアラじゃないか。久しぶりだね。ジュース買いにきたのか?」
ティアラ「うん、喉渇いちゃって…。これが自販機かぁ!!…でも、やるんだろ?」
フィディオ「…奢ってあげるよ;(自販機の使い方、まだ覚えてなかったのか…。)」
ティアラ「本当?!ありがとう!!」
というわけで、サイダーを奢ってもらったティアラ姫。かなりご機嫌です♪
ティアラ「…あのさ、なんかあった?」
フィディオ「えっ?」
ティアラ「気のせいかもしれないけど…、元気ないみたいだから。」
普段は超天然なティアラだが、人の表情や変化には敏感なのだ。
フィディオ「ああ…、ラティアと別れたから。」
フィディオの発言にサイダーを噴きだすティアラ。これがお嬢様のすることなのでしょうか。←
ティアラ「わ、別れたって?!いつ?!なんで?!」
フィディオ「別れたのは夕方。理由は…、ラティアに婚約者が出来たから。」
ティアラ「婚約者?そんなこと聞いてないよ?」
フィディオ「えっ?!」
ティアラ「本当だよ!婚約者なんて出来たら、真っ先にフローラが教えてくれるもん!でも、そんな話聞いてないし…。……!!もしかして…!!フィディオ!!ラティア呼んでくるからそこで待ってて!!絶対に動いちゃ駄目だよ?!」
ティアラはそういうと、猛ダッシュで立ち去った。
スカイ「ティアラ?!どこにいくの?!」
ティアラ「決まってるじゃん!!ラティアを探しにいくんだよ!!」
スカイ「どこにいるか知ってるの?!」
ティアラ「……あっ。」
スカイ「やっぱり…。少し冷静になって!携帯にかけたrラティア「ティアラ?こんなところで何してるの?」
ティアラ「ラ、ラティア?!ラティアこそ何してるの?!」
ラティア「何って…、ここは関係者以外立ち入り禁止よ?私がいてもおかしくないじゃない。」
ラティアは溜息交じりにそういった。それにしても、流石ティアラ姫。恐ろしいほどの強運をお持ちですなw
ラティア「それより、質問してるのはこっちなんだけど?」
ティアラ「そうだった!!ラティア!!フィディオと別れたって本当?!しかも、婚約者まで決まったって嘘まで吐いて!!」
ラティア「えぇ、本当よ。」
ラティアはサラリとそういった。
ティアラ「本当に…、別れてよかったの?」
ラティア「…えぇ。」
ティアラ「ラティア…、私達、今日からどうなるか分かってる?」
ラティア「何を今さら…、分かってるわよ。『人殺し』になるんでしょう?」
ティアラ「そう。それと同時に『いつ死ぬか分からない』状態にもなるんだよ?」
ラティア「…何が言いたいのよ?」
ティアラ「…フィディオと仲直りしておいでよ。自販機の前で待ってるから。」
ラティア「…そんなこと言いにきたの?悪いけど私、自分の考えは間違ってないと思っているわ。」
ティアラ「…ねぇ、ラティア…。…後悔したことってある?」
ラティア「……知ってるくせに聞かないで。」
ティアラ「ごめん…。でも私、もうラティアには後悔してほしくないんだ。ラティア、このままだと後悔すると思う。だから今のうちに…、私達が闇に染まらないうちに仲直りしてきてほしいんだ。」
ラティア「…。」
ティアラ「人間なんて、いつ死んじゃうか分からない。死んじゃったら…、もう二度と謝れないんだよ?後悔してからじゃ遅いんだよ?あの日と…、同じ過ちを繰り返さないで。」
ラティア「…ビアン、ティアラと一緒に先に観客席に行ってて。」
ビアン「…分かったわ。」
ラティアはティアラのビアンを預けると、自販機コーナーに向かった。
スカイ「…ねぇ、ティアラは後悔したことある?」
ティアラ「…あるよ。」
ビアン「私達、いつも一緒にいるけど…、知らないことが多いのよね…。」
ティアラ「私もラティアも自分の過去を話すのが嫌いだからね。」
ティアラはそういって観客席に戻っていった。
うん、やっぱりジャンルが分からない。((ェ
シリアス…、かな。つーか、開会式がなかなか始まらないw←