二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.16 )
- 日時: 2011/12/05 19:17
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: MYパソコン、ゲットだぜ!!(^○^)v
第2話「海の神の力を持つ少女、ラティア」
ラティアは庭の奥深くへと走っていく。が、その庭はとてつもなく広い。スキー場に遊園地…、まるで巨大なリゾート地だ。
ラティア「ったく…、この庭設計したの誰よ?」
?「誰って…、貴女のお父様でしょう?」
ラティアが愚痴を零すと、それに答える者がいた。が、その場にいるのはラティアとビアンだけ。
そう。先程の言葉はビアンが発した物だ。ビアンは正真正銘の「猫」人間の言葉など話せるわけがない。が、「ビアン」なら話せる。何故なら…
「 猫ではない」からだ。
ラティア「…ビアン、的確なツッコミをありがとう。」
ビアン「どういたしまして。…着いたわよ?」
ラティア達がやってきたのは森の中心部。分かってるとは思いますが、クラリス家の敷地内です。クラリス家は森まであるんです。
森の中心にある大きな湖。ラティアは深呼吸をしたあと、身につけている銀色の羽の形をしたペンダントを握り、こう言った。
ラティア「海の神ルギアよ、その力を我の前に示せ!!」
その時、ラティアの体が銀色の水で包みこまれた。次の瞬間、現れたのは全くの別人だった。
緩いウエーブがかかった青い髪、膝上まである銀色のジャケット、水色のブラウス、青のミニスカ、薄い水色のブーツ。髪には銀色の羽の形をした髪飾り、ジャケットとブーツには所々紺の模様が施されている。
その姿はまるで、海の神「ルギア」を示しているようだ。
変身後、ラティアはビアンに手を当てる。
ラティア「ルギアの神護獣ビアン、真の姿を現せ!!」
今度はビアンの体が銀色の水で包みこまれた。そして、ビアンは獣のような姿に変わった。その姿は、しなやかで見る者全てを魅了する美しき獣。
ビアン「では参りましょう、マリン姫。」
ラティア…、いや、「マリン姫」はビアンに飛び乗る。そして、ビアンは湖の上を走りだした。
湖の真ん中でビアンは止まる。マリンは銀色の刀を取り出した。
マリン「ビアン、私が飛び上がったらすぐにその場を離れなさい。」
ビアン「畏まりました。」
マリンが上に飛び上がり、ビアンはその場から離れる。
マリン「エアロブラスト!!」
刀からとてつもない威力の技を繰り出し、湖の真ん中に叩きつけた。その瞬間、湖が真っ二つに割れた。
マリンはビアンに飛び移り、湖の間へと入っていった。
湖の底は不思議な神殿になっていた。マリンとビアンは神殿の最深部にいた。壁には不思議な絵が描かれている。
マリン「クラリス家の者は、13歳で神の力を受け継ぐ。海の神ルギアの力を受け継ぐ者をマリン姫、空の神ホウオウの力を受け継ぐ者をフレイム姫と呼ぶ…。そして、姫を護りし騎士の力は、姫に選ばれし者のみ受け継がれる…。」
ビアン「…マリン姫?どうなされたのですか?」
マリン「…騎士って、どんな力があるの?」
ビアン「姫様達の魔力を回復したり、傷を癒す力…、他にも様々な力があります。姫様達は魔力を使えば体力を消耗してしまいますが、騎士は魔力を使っても体力が消耗することはないのです。…もしかして!!」
マリン「…そんな訳ないでしょう。私が騎士を選ぶとでも思った?」
マリンは溜息交じりにそう言った。
ビアン「ですが、騎士をつけた方が色々と都合が良いですよ…?」
マリン「…魔力は眠っても回復出来るじゃない。…時間はかかるけど…。…私は誰の手も借りない。自分の力だけでやっていく。…そう決めたの。だって…、私は誰も信じられないから。」
ビアン「…ですが…、もうすぐ…。」
マリン「…分かっているわ。
…死の試合が始まることくらい…。」
マリンの服装ですが…、訳分かんないですね。←
皆様でご自由にご想像して下さい。((ェ
つーか、猫が話せるってどんだけカオスなんだww