二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.54 )
日時: 2011/12/06 19:07
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 実力テスト、1日目終了!!

〜ティアラsaid〜

ティアラ「心の料理、やっぱり美味しかったなぁ〜♪ラティアが認めるほどだから、当たり前だよね!!」

心が作った夕食を食べたあと、私とマークはとある場所に来ていた。

マーク「良い所だな。」

ティアラ「でしょ?私の一番のお気に入りの場所なんだ!!」

そこは小高い丘。街灯もなく、空気も澄んでいて星がとても綺麗に見える。
ライオコット島は、元々クラリス家がとある理由で所有していた島。それを、FFI開催の為にサッカーアイランドに改造した。だから、私はこの島のことを誰よりも知りつくしている。
私は寝転がり、夜空を見上げた。その隣にマークが座る。

ティアラ「もうすぐアジア予選も終わるね。」

マーク「決勝戦は韓国と日本らしいぞ。」

ティアラ「マジ?じゃあ、ニースとビヨン負けちゃったのかぁ〜…。可哀相www」

マーク「知り合いなのか?」

ティアラ「知り合いというか…、元チームメイトかな。」

マーク「ああ、被害者か。」

ティアラ「…さっきチームメイトって言ったよね?」

マーク「チームメイト=被害者だろ。」

ティアラ「Σ酷っ!!…まぁ、全員病院送りにしたのは事実だけど。全治3カ月の骨折…、だったと思うよ。」

マーク「お前と戦って病院送りにならなかった奴がいるか?」

ティアラ「え〜っと…、……いない…、かも?」

マーク「質問に質問で返すなよ;」

ティアラ「御免ね〜www…あっ、流れ星。流れ星が流れてる間に3回願い事を言うと、願いが叶うらしいよ〜。」

マーク「それ、誰でも知ってるから;…何かお願いしたのか?」

ティアラ「…してないよ。私の本当の願いって、叶わないものばかりだもん。…この前ね、ちょっと傷つくこと言われちゃったんだ。」

私は起きあがり、マークの隣に座った。

マーク「傷つくこと?」

ティアラ「…『金持ちだから、何でも手に入って羨ましい』って…。…私はそういった子の方が羨ましいけどね。…本当、羨ましいよ。…普通に生きられてさ。」

マーク「ティアラ…。」

ティアラ「私さ、来週からもう普通の生き方出来なくなるじゃん?その前に、もう一度ユニコーンの皆と思い出作っておきたくて。だから居候させてもらおうと思ったんだ。…まぁ、家事出来ないって理由もあるけどね。」

マーク「…本当にいいのか?」

ティアラ「…うん。だって、こうでもしなきゃ…、今の私の願いが叶わないから。…そういえばマーク、最後まで反対してたよね。…私達が死の試合に参加すること。」

マーク「当たり前だ。いくら神の力があるとはいえ、相手はプロの殺し屋だぞ?」

ティアラ「そうだよ。いつ死ぬか分からない。だから、こうやって思い出作ってるんだよ。…たとえ、私達が生き残っても…、もう皆とは会えない。私と皆は、住む世界が違うんだから。…ねぇ、一つだけ我儘言っても良い?」

マーク「なんだ?」

ティアラ「…思いっきり泣かせて。」

私がそういうと、マークは頷いてくれた。その瞬間、私はマークに抱きつく。

ティアラ「私、まだ死にたくない!!もっと皆と一緒にいたいよ!!皆と一緒にサッカーやりたいよ!!なんで神の力なんか受け継いだの?!なんで…、なんで私は皆と一緒じゃないの?!ねぇ!!誰か教えてよ!!!」

私の泣き叫ぶ声は、澄み切った夜空に響いていた。

来週…、私達は———













                        ———人殺しになる。




すみませんでしたぁ!!!(土下座)
これからのプロローグ的な感じにしたかったんですけど…、シリアス的な感じにしたかったんですけど…、無理でしたあぁぁぁ!!!←
殴るなり蹴るなり、地獄の太陽で焼くなり、地獄の海で溺れさすなり好きなことしていいですから!!((ェ