二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.68 )
- 日時: 2011/12/09 22:25
- 名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
- 参照: 実力テスト、終了なり〜!!\(^O^)/
〜ラティアsaid〜
ラティア「んっ…。」
気がつくと、私は自分の部屋のベッドにいた。えっと…、出口でロビンさんを待っていたらイナズマジャパンがいて…、それで…。
ビアン「気がついた?大丈夫?」
窓際で涼んでいるビアンがそう聞いてきた。
ラティア「えぇ、大丈夫よ。」
ビアン「本当に驚いたわ…。急に倒れちゃうんだもの。原因は疲労ですって。」
ラティア「疲労…?」
ビアン「そうよ。仕事が大変なのは分かるけど、ちゃんと睡眠もとらなきゃ。」
ラティア「…分かったわ。今日からは気をつけるから。」
違う。私が倒れた理由は疲労じゃない。ロビンさんも分かってる。ビアンは私の過去を知らないから、誤魔化してくれたのね…。あとでお礼言わなくちゃ。
その時、何かが倒れる音が部屋に響いた。
ティアラ「ラティア!!大丈夫?!倒れたって聞いたけど!!」
ラティア「大丈夫じゃないわよ!!どうしてくれるのよ!!私の部屋の扉、壊れちゃったじゃない!!」
私は廊下に出てそう叫ぶ。
ティアラ「扉…?…あっ。」
そう。あの凄い音の原因はティアラだ。ティアラは勢いあまって私の部屋の扉を壊してしまった。全く…、何回扉を壊せば気が済むのかしら。
ティアラ「まぁ、それだけ叫べるならもう大丈夫だね!!」
ラティア「どこが大丈夫なのよ!!扉、粉々でもう原形も分からなくなってるじゃない!!貴女、本当に恐ろし過ぎるわ!!」
ティアラ「ご、御免なさい…;;(ラティアの方が恐ろしいと思うけど…。)」
ラティア「…で、一人で来たの?」
ティアラ「マークとスカイと一緒だよ。」
ラティア「でしょうね。貴女が一人来たとは到底思えないもの。」
その時、エレベーターからマークとスカイが降りてきた。
ラティア「マーク!スカイ!久しぶりね!」
マーク「ああ。倒れたって聞いたけど…、起きてて平気なのか?」
ラティア「えぇ。寧ろ、扉の方が重傷だわ。」
スカイ「さっきの凄い音…、扉が壊れる音だったんだね…^^;」
ラティア「まぁ、立ち話もなんだから入って。…扉壊れてるけど。」
〜ラティアの部屋〜
スカイ「ビアン〜!久しぶり〜♪」
ビアン「スカイ!久しぶりね♪」
ビアンとスカイは凄く仲良し。猫と鳩だから、余計に不思議に見えるのよね。
私達は今、フローラが作ってくれたカスタードプリンを食べながら話している。というか、ティアラってプリンも食べるのね。スイーツってクレープしか食べないのかと思ってたわ。
ティアラ「アジア代表、日本だって?意外だよね〜。」
ラティア「ほぼ無名だったのに…、勝負って何が起こるか分からないものね。」
ティアラ「日本といえば、一哉が褒めてたGKいたよね?誰だっけ…。」
へぇ…、一哉が褒めてたGKねぇ…。イナズマジャパンのGK…。
ラティア「それって…、円堂守とかいう人?」
ティアラ「そうそう!!円堂守!!…って、はあぁっ?!?!」
ティアラが突然叫びだしたので驚いた。
マーク「ラティア…、知ってるのか?」
ラティア「知ってるというか…、覚えてたのよね。」
ティアラ「嘘ぉっ?!ラティアが名前覚えてるなんて、円堂守ってどんな人?!」
ラティア「どんな人…、分かり易くいえば…。」
ティアラは興味津々。マークも興味がありそうな感じ。
ラティア「私が一番嫌いなタイプね。」
ティアラ・マーク「「…は?」」
ラティア「私が一番嫌いなタイプ。」
ティアラ「ラティアが一番嫌いなタイプ…、…なるほど、そういうことか。」
マーク「確かに、それはラティアが一番嫌いそうなタイプだな。」
ラティア「では、答えをどうぞ。」
ティアラ・マーク「「サッカー馬鹿。」」
ラティア「正解。流石、私の姉と幼馴染み。」
ティアラ「でも、なんで名前覚えてたわけ?そんなに凄い奴なの?」
ラティア「…さあ?…さて、そろそろ行きますか。」
マーク「どこか行くのか?」
ラティア「各エリアの建物の確認よ。まぁ、観光ってところね。ビアン、一緒に行く?」
ビアン「スカイともっと話したいから留守番しておくわ。」
ラティア「分かったわ。ティアラはこれからどうするの?」
ティアラ「う〜ん…、分かんない。どこかに出かけるかもしれないし。…あっ、でも開会式までには帰ってくるから。」
ラティア「私、副大会委員長だから開会式が始まる1時間前には会場入りしなきゃならないのよ?」
ティアラ「そうなの?じゃあ、マーク達と一緒に行く。んで、会場の入り口で待ってるよ。」
ラティア「良いの?」
マーク「ああ。チームの皆も、ティアラがいたら賑やかで楽しいらしいし。」
ラティア「そう。じゃあティアラ、開会式でね。」
ティアラ「うん。またね〜。」
私は別荘をあとにした。あっ、あとで業者に電話して新しい扉を設置してもらわなきゃ。
ティアラ姫、まさかの扉を粉々に破壊ww((ェ