二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.69 )
日時: 2011/12/08 22:19
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 来週は個人懇談で午前授業!!でも、三者面談が…;;

第7話「最後の我儘」


〜ラティアsaid〜

私は今、ライオコット島の確認兼観光をしている。

ラティア「どこのエリアも素晴らしい出来だわ。これなら、選手達も最大限の力が発揮出来るわね。」

ロビン「そうですね。」


私が初めに訪れたのはアメリカエリア。

ラティア「ロビンさん、少し散歩してきていいですか?」

ロビン「分かりました。では、ここでお待ちしてますね。」

私はリムジンを降り、人気のない道を選んでアメリカエリアを歩くことにした。

ラティア「やっぱり落ち着くわね…。」

私はアメリカ出身。色んな国を飛び回ってきたけど、やっぱりアメリカが一番落ち着くわ。

心「ラティア?」

聞き覚えのある声がして振り向く。

ラティア「心?!一哉も!!」

心「ラティア!久しぶりね!」

ラティア「えぇ!2人も元気そうね!」

一哉「ラティアが外出してるなんて珍しいな。」

ラティア「ちょっとね。…心、髪伸びて綺麗になった?一哉は背が伸びてるし…。」

心「ラティアだって益々美人になったじゃない!婚約の申し出、多くなって大変なんじゃない?」

ラティア「あれはクラリス家の財産目当てだから…。まぁ、そんな奴等は全員地獄の海で溺れ死ぬことになるでしょうけど。」

一哉「また被害者が増えるのか…;」

ラティア「ところで2人は買い出し?相変わらず仲良いのね。」

心「あんまりからかわないで…///」

ラティア「フフッ、御免なさいね。」

心は普段、しっかり者なんだけど…、からかうとすぐに顔が赤くなるのよね。…ま、そういうところが可愛いんだけど。

一哉「ラティア、俺達の宿舎によっていかないか?すぐ近くなんだ。」

ラティア「そうしたいんだけど…、ロビンさんを待たせてるから。それに、他にも色々行く所があって…。」

心「じゃあ仕方ないわね。」

ラティア「誘ってもらったのに悪いわね。…あっ、ティアラが随分お世話になったみたいね。迷惑とかかけなかった?」

心「ううん!!寧ろ、楽しかったわ!!」

一哉「練習にも参加してくれて、久しぶりに一緒にプレーが出来て楽しかったよ!…まぁ、ゴールとかグラウンドはかなり壊したけど…^^;」

ラティア「だと思ったわ…。今度お詫びするから。じゃあ、チームの皆に宜しくね!」

心「うん!またね!」

私は走ってロビンさんが待ってる場所に向かった。

心「はぁ…。」

一哉「どうかしたのか?」

心「外だから当たり前なんだけど…、ラティア、素顔見せてくれなかったわね…。」

一哉「まぁ、仕方ないよ。…それより気付いたか?」

心「…うん。ラティア…、かなり痩せてた…。仕事とか、忙しいのかな…?」

一哉「かもな…。FFIの副大会委員長もやってるし…。」

心「ラティア…、お願いだから無茶しないで…。」


心達と会ったあと、私はジャパンエリアにいた。

ラティア「日本…、か。」

日本…。私が小さい頃、大好きだった国。でも、今は大っ嫌い。

ロビン「今でも時々思うのですが…、日本語は難しいですね。」

ラティア「…そうですね。」

小さい頃、日本に住みたくて一生懸命日本語を勉強したっけ…。それなのに…、人って不思議なものね。ちょっとした出来事で、今まで好きだったものがすぐ嫌いになれるんだから。…まぁ、私の場合はちょっとしたことじゃないけど…。
私はそんなことを考えながら、ジャパンエリアをあとにした。


様々なエリアを回り、最後に訪れたのはイタリアエリア。

ラティア「…ロビンさん、ここで降ろしてくれませんか?」

ロビン「分かりました。では、あちらで待っています。」

ラティア「いえ…、さきに帰って休んで下さい。」

ロビン「…宜しいのですか?」

ラティア「はい、今日はご苦労様でした。疲れを残さないように、しっかり休んで下さいね。」

私はロビンさんにそういうと、とある場所に向かった。

ラティア「これが…、今の私の最後の我儘。それくらい…、叶えても良いわよね…?」




うん、もうジャンルが分からないw((ェ