二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 新・天使と悪魔の双子姫 ( No.97 )
日時: 2011/12/13 21:18
名前: 姫佳 (ID: vCVXFNgF)
参照: 今週の木・金は個人懇談で午前授業!!

第9話「運命の開会式」


〜ラティアsaid〜

フィディオに永遠の別れを告げ、部屋で泣き続けた私。でも、いつまでも泣いているわけにはいかない。

ラティア「ロビンさん、ありがとうございました。」

ロビンさんにお礼を言い、リムジンから降りる。

ビアン「大きなスタジアムね…。」

ラティア「『タイタニックスタジアム』よ。ここで開会式と決勝戦が行われるの。」

ビアン「確かに、決勝戦の舞台に相応しいわね。」

私はスタジアムの中に入っていった。


〜タイタニックスタジアム〜

スタジアムの中は、既に開会式の準備が行われていた。マスコミ関係の人達も大勢来ている。私はウザいマスコミ関係者に捕まり、インタビューをされているところ。

記者「ライオコット島の建物は、全てラティアさんが設計されたとのことですが、本当なんですか?」

ラティア「はい、そうです。」

いつまで続くのよ…。いい加減にしないと、地獄の海で殺すわよ?
と思いつつ、嫌な質問にも笑顔で答える私。
10分後、ようやく記者から解放された。

?「お疲れ様でした。相変わらず凄いですね。」

後ろから声がしたので振り返る。

ラティア「あっ…、ガルシルドさん。ご無沙汰しています。」

ガルシルド「そんなに畏まらないで下さいよ。このFFIは、ラティアお嬢様のご協力があったからこそ開催出来たんですから。」

ラティア「ガルシルドさんが、私をクラリス家の社長に推薦してくれたからです。副大会委員長にまで推薦していただいて…、本当に感謝しています。」

ガルシルド「私ただ、貴女の才能を世界中の人達に教えただけですよ。ですが、まだ納得してない人達もたくさんいますし…。」

ラティア「でも、私は本当に感謝しています。今、こうして生きていられるのは貴方のおかげなんです。あとは、私の力で頑張ります。」

ガルシルド「頼もしいですな。顔だけでなく、性格まで『ティナ様』そっくりになられまして…。」

ラティア「…そうですか。」

ガルシルド「すみません、悲しいことを思い出させてしまいまして…。」

ラティア「気にしないで下さい。もう大丈夫ですから。」

ガルシルド「そうですか。では私はこれで…。用事がありますので。」

ラティア「あっ、はい。」

私はガルシルドさんを見送った。

ビアン「ラティア、今の人って…。」

ラティア「FFIの大会委員長でオイルカンパニー社長の『ガルシルド・ベイハン』よ。」

ビアン「世界の石油王って呼ばれてる人ね…。随分と親しいのね。」

ラティア「私が小さい頃から色々とお世話になって…、クラリス家の社長、FFIの副大会委員長に私を推薦してくれた人なの。」

ビアン「なるほどね…。でも私、あの人のこと好きになれないわ。」

ラティア「私もよ。でも、好き嫌い言ってたら仕事は務まらないわ。」

ビアン「そうね。」

ビアンと話を終え、私は係の人に呼ばれた。





ラティアの過去がちょこっと出てきましたw