二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター ソウルギア 【キャラ大募集】 ( No.15 )
- 日時: 2011/12/10 09:13
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)
〜第9話 全世界へ響く異名【後篇】〜
数十分と言う時が過ぎた頃、亮太の両手からは血が流れており、脚も立って居られる状態ではなかった。
キュウコンは余裕な表情で倒れこむ亮太を黒い瞳で見つめる。
亮太「(俺はここで諦めていいのか!?・・・・仲間一人を護れないで、これから何を護ればいいんだ!?・・・・・何だよ、全く体が動かない。何故だよ、何故なんだァァァ!!!!!!!!!!)」
九尾「ついに気がついたか、沓名亮太。お前は俺らの〝罠〟に引っかかった、ネズミなんだよ!!!大量の血を流させ、野郎を立たせないようにする。・・・・・・・キュウコン、息の根を止めろォォ!!!!!」
亮太「(こんな時、親父は何をするんだろうか。死を覚悟するか??・・・・・・!!!!!)」
亮太がその様な事を思った時、父親が思う事が頭の中で輝いた。
〝仲間を信じる気持ち〟というキーワードである。
そして、キュウコンが〝かえんほうしゃ〟を放った時だった。
窓ガラスが割れる音がした。
翔「ここには〝秘宝(トレジャー)〟が有るらしいけど、全く見当たらないなァ。・・・・・んだァ!?お前らは此処の主か??こりゃ、失礼。無断で入る事は禁止されてるが、〝犯罪〟ってのも禁止なんじゃないか!?」
九尾「無断侵入とはいい度胸をしてやがる、〝内野 翔〟!!!」
翔「俺には〝無断侵入〟など関係ない話だ。出て来い、ラキサス!!!」
翔の姿を見た亮太は安心した顔で一時倒れこんだ。
亮太が倒れこむ姿に翔の頭には怒りが走る。
翔「亮太は俺の大事な幼馴染なんだよ!!!それをお前らは傷つけた。これは許される状況じゃねぇぞ、覚悟しろよ、ルーク団!!!!!」
九尾「キュラララ、〝友情〟って奴は本当に面白いなァ。〝死〟へと繋がるんだからよォォ!!!!!!!」
翔「盗聴器からは〝キュウコンを倒せば、俺らの勝ち〟という話になっている。条件はそれで行く。ラキサス、マッハパンチ!!!」
九尾「キュウコン、かえんほうしゃで向かい撃て!!!」
翔「・・・・・お前も俺の罠に掛かったネズミだァァ!!!!」
キュウコンの背には翔の姿が見えた。
そのままキュウコンは壁へ投げ飛ばされ、戦闘不能状態に。
翔「約束通り、筋は通してもらうぜ。」
九尾「くっ・・・・。野郎共、退散するぞ!!!!・・・・・次に遇ったときは必ず殺す!!!」
翔「上等だ、いつでも喧嘩は買ってやる。」
—————数日後 ルイックシティ ポケモンセンターでは
意識不明状態であった亮太の意識が目覚め、周りにいた千尋や翔が近づいた。
さらに現在では亮太の名が全世界へと行き渡り、異名までも名づけられていた。
〝夜月の亮太〟という異名————
第10話へ続く