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〜第4話　ルーム団の侵入者〜

グランド地方に向かう船〝偉大な乗車船（グランドラグーン）に乗る少年：亮太。

父親の意思〝ポケモンマスター〟を夢見ている。


亮太「相棒（ヒコザル）はどう思う!?・・・・・グランド地方に親父を唯一良く知る爺さんがいるんだってよ。現在の居場所だって、その爺さんは知ってるらしい。親父はさ、何処に居ると思う!?」

ヒコザル「・・・・・・・」

亮太「お前にだって分からねぇよな。それよりも食事室に行って、料理でも食おうぜ!!!グランド地方は予定で行けば明日に着くんだ。だからさ、飯食って気合いいれようぜ!!!!」


亮太はヒコザルをモンスターボールへ戻すと食事室へ向かった。

空の色は既に真っ黒の夜空である。

—————偉大なる乗車船　食事室：ブレッドリア


女性乗員「キャアァァァ!!!!!人殺しよ、人殺しっっ!!!!」

？？？「お嬢さん、俺らを甘く見てもらっちゃこうなるんだよ!!!いい加減にアンタの大事なポケモンを渡せやァ」

女性乗員「それは出来ません!!!誰の頼みでも私と心が通じ合うのはパチリス（この子）だけなんです!!!」

？？？「・・・・・だったら話は早い。お嬢さんを殺すまでだぜェ!!!」


大事件が食事室で起きている事も知らない亮太は自動扉を開けてしまった。

すると、女性に向けて、拳銃を突き刺す者がいた。


亮太「何の騒ぎだよ、こりゃァ!!!!」

？？？「沓名竜の一人息子〝沓名亮太〟がなぜこの船に居るのだ!!!!」

亮太「見れば分かるだろ!?グランド地方に向かう為だ。・・・・・それよりもその拳銃を下ろせよ。」

？？？「うるせぇッッ!!!!!ポケモンを連れてかねぇと、ボスに殺されるんだよ!!!!」

亮太「いい加減に下ろせ。」


亮太の怒りの声に体全体を震え上がらせる謎の男は女性から亮太へ拳銃を向けた。


？？？「俺の名前でも覚えて死んでもらおうか。ルーク団〝№2〟のツームだ。よく覚えて置け!!!!」

『バキュ———ンッッッッ!!!!!!』

女性乗員「・・・・・・私のせいでまた一人の子が撃たれた??」

亮太「拳銃を下ろせってのが聞こえねぇのかァ??」

ツーム「コイツ、何を言ってやがる!?」

亮太「気合に潜む鬼が目覚めるぜ・・・・・・。」


第5話へ続く