二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: KAMISAMA!【銀魂】 ( No.2 )
日時: 2011/12/09 00:13
名前: 千鶴 ◆iYEpEVPG4g (ID: WPJCncTm)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode


00 とある神様に捨てられた人のおはなし



 はい、こんにちは。

え?何突拍子ねえよって?や、まあさ、江戸の空は今日も快晴でうんたらかんたらとかぶっちゃけいらないっしょ?
てめえの低俗で幼稚な文章なんて見たくねえよとか言われそうだと思ってね。あかねちゃんてば用意周到!

てなわけでぜーんぜんまとまっちゃあいないのだけれど、とりあえず自己紹介でもしますか。
名前は東雲あかね。KAMISAMA!のヒロインです。うーん、あっちゃんとかしーちゃんとかあかねたんとか呼んで☆
って言うとふざけんなよコイツみたいな冷たい視線が降り注ぐんでふつーにあかねでいいよ。
年?えと、いくつだっけかなあ。いち、にい。
まあ年齢不詳ってことさね。カラダはピチピチなんだし十台と変わんないわよね。




 ほんの数年前まではごく平凡な高校生やってた。
将来の夢とかへったくれもなくて美術専門に行きたいなあとか思ったりマジ農業カッケーとか思ってた時期もあった。
そりゃ努力して努力して入った高校なんだからやりたいことも見つけてやろうとしてたわけさね。

そしたら下校中に信号無視した馬鹿なトラックにばーん!こんな不幸ありますかっての。
思うに、この時絶対天から見放されたわーって。

目え覚めたら歴史の教科書に出てきそうな木造のふるーい室内だった。
まあそれは今で言う学校みたいなもんで、髪のキレイな先生が一人で生徒を教えてたんだ。成り行きと言うかそんな感じでめでたく図々しく世話になることになった。





 いきなりでほーんとびっくりしたね。
人知れず泣いたり悩んで思いつめたり、だんだん元の世界への未練的なものも薄れて、それが逆に怖かったね。諦めもあったんだろうけど。

てか同年代って殆ど居なくて、皆あたしぐらいの年頃になると自立してってるみたいでさ。
クソ生意気ながんちょばっかり。一通り其処で生きるためのことは教えてもらった。
なにせ元居たところと全く違うんだもの。毎日必死で生きて笑って遊んで。

いやあ、あの頃は楽しかったねえ。


 
 そのうち「まあ此処で一生過ごすのも悪かないかあ」なんてことを考え始めて、完全に決意したのは22の頃。


戦争だよ、せんそう。
 
ぶっちゃけ歴史の登場人物だとさえ思ってた。
なんとか年に戦争があって、大勢の人が死にました、はいそうですかって。
辛かっただろうなーなんて軽々しく口にするもんじゃない。
皆お国のためだか何だが知らないけど昨日一緒に飯食った奴とかが普通に今日あっさりやられて仏さんになってたり。

なんて言うの、心が死んでいくみたいなさ。

元々この世界の住人じゃないから皆よりは愛国心が無かったんじゃないかな。
耐え切れなくて逃げた。誰も止めやしなかったけど。
ふと振り向いたら自分がほっぽって来た全員必死で戦ってんの。バカみたいにさ。
その時、あたしはこの国の住人だってね。初めて気付いたって訳。

まあいつまでも血生臭いことを言ってると腐るからそろそろ終了しとく。



 
 大抵あたしの経緯はこんな感じ。今はてきとーに楽しくやってる。
漫画読んだり空見たり、結果として皆が命を賭けたものは守りきれていたのかどうかはわかんないけど、平和だし。
もういいんじゃないのって。


とりあえずじーさんばーさんになるまでは平凡に生きていたいねえ。
あと死ぬまでに1度はドラゴンボールの世界に行ってみたい。
あと世界一周旅行したい。超人気パティスリーヴァネッサのチョコレートケーキも。

それと、それと。やりたい事全部して、笑って死んでやりたい。
未練なんかありませんよざまあみろって、神様に喧嘩売ってやる。

今回はメインヒロインとしてこの話をやらせてもらったけど、このテンションについてこれない人はリターンしてね!
あと下ネタ満載むしろそれ以上になるかもしんないので注意してね。それでは始まりますよ。KAMISAMA!