二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂〜琉球の巫女〜 ( No.16 )
- 日時: 2011/12/20 13:13
- 名前: ルンル (ID: P3.L1.aj)
「新八・・・神楽・・・!」
「・・・・・・?」
何が起こっているのか分からず、首をかしげる歌喜
「何やってるアルカ!仕事ほったらかしてこんな空港の中心で何を叫んでるアルカ!」
「そうですよ!まったく・・・」
新八と呼ばれた少年はチラリと歌喜を見た
「君も君で、そんなかっこして大声あげて、はずかしくないの?」
歌喜はキョトンとした顔で3人をまじまじと見る
「アンタら、このニィチャンの友達か?」
「ともだちつぅか・・・仕事仲間つうか・・・」
銀髪の男改め、坂田銀時がもどかしそうに呟いた
「ふぅん・・・毎日そうじ大変だな、アンタら」
「いや、そうじが仕事じゃなくてだな・・」
「え!?ちがうのか?じゃあ、マ●オみたいなの!!」
「マ●オみたいなの!!って何だよ!配管工っていえよ!だいたい合ってないし・・・」
新八の小説初のつっこみが炸裂する
「ちがうアル!」
「まあ、俺たちはこうういうモンだよ」
そう言って渡された名刺には
『万事屋 銀ちゃん』
「まんじや?」
変な仕事と眉をひそめる歌喜
「ちがうちがう『よろずや』だよ」
「『よろずや』ってなんだ?」
「ん、まあはっきり言ったら、なんでも屋だ。金さえ払ってくれれば、何でもするのが俺たちの仕事だ」
「へぇ〜・・・」
江戸にもこんな仕事あったんだな・・
しかも何でも屋か・・・
歌喜はふとつぶやいた
「なんか『ユタ』みたい・・・」
「あ?何か言ったか?」
「ん、別に!あ!そうだ!」
歌喜は3人に顔を向けた
「何アルカ?」
「オマエら、何でもするんだろ?」
「う、うん、そうだけど・・・」
「じゃあ、うちの頼みも聞いてくれるか?」
「「「・・・・は!!?」」」
突然の頼みに思わず声をあげる3人
「べ、別にいいけど、お前!ちゃんとブツは用意して」
「実はな!」
「おい!聞けよ!!何でまたマルムシ!?」
銀髪の・・・って書くのはメンドくさくなったので、銀時の問いかけに反応せず、歌喜は話し続ける
「おい!何が『メンドくさくなったので』だァァァァ!!ナニ作家に有るまじきことこと書いてんだァァァ!!!」
といううざいつっこみはさておき歌喜は話し続ける。
「実はうち、ひとを捜してんだけど…」
「「「・・人!?」」」