二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 銀魂〜琉球の巫女〜 ( No.25 )
- 日時: 2012/02/23 14:15
- 名前: ルンル (ID: CmU3lREQ)
「御用改めだァァ!!s・・」
「すんませんでしたァァ!!」
「えぇ!?」
第ニ訓「いつの間にか、親せきって増えている」
「なははぁ〜!まさか強盗だったとなぁ〜^^」
そう言って、のんきに頭をかく歌喜
あの後、新撰組(&万事屋)によって上のような感じで、あっさり強盗集団を捕まえたのであった
つ〜か、どんだけよえーの!?
「ほんっとに、デ〜ジ〜・・あっ『デージー』つうのは琉球の言葉で『めっちゃ』て意味だから!だから、デージー感謝しt・・ブッ!!」
銀時&土方が歌喜の頭にゲンコツをかます
「っ〜〜〜〜!!!なにするんさァァ!!」
「なにするんさじゃねェ!!お前、オレら新撰組が来てなかったら、どうなってたと思う!?」
「そうだ!テメェみたいな天然田舎バカがうろうろしていいところj・・」
誰が天然デージー田舎バカじゃァァァ!!
ばぼらァァ!
つーか、デージーゆってねェェ!
歌喜のナックルパンチが命中し、見事に失神-------
「それより、なんでだんな方がいるんでぃ」
と沖田。
「実はね・・・」
「なるほど、この金髪娘の探し人を探しているわけですかぃ」
「いや、まだ何も言ってませんけど・・」
つっこむ新八をよそに、沖田は近藤に顔を向ける
「どうしやす?近藤さん」
「ん〜〜〜・・・とりあえず」
近藤はまだ興奮状態の歌喜に近づく
「君、ちょっといいか?」
「んぁ!?」
「探している人がいるんだよな?」
その言葉に、歌喜もとりあえずは落ち着く
「お、おぉ・・」
「さがしてくれるの、か?」
「あぁ、けいさつの務めとして、当然のことだ^^」
「ありがとな!向こうのまんじやとは全然ちがうぞ!」
「悪かったアルナ」「あと、よろずやだからね」
頭に血管が浮いてるまんじや(1人失神中)はほっといて、歌喜はペコリとおじぎ・・と思いきや、じーーーっと、近藤を見つめる
「?」
「・・・・あ」
「え、ちょ、ナニ!?」
突然、歌喜が近藤にスタスタと歩み寄ってきた
と、ここで初めて気付いた、見ていたのは近藤の肩
「・・・・?」
寄ってきた歌喜は、近藤の肩に手を伸ばした
「え、ちょ!?」
歌喜は何かをつまみ、そして片方の手で腰に巻いていたベルトから銀色に光るナイフを出した
ナイフ自体は普通のナイフだが、先端は丸みのあるものだ
「これでっと・・」
つまんでいる手にかざし
「ヘレバ、ヘタテ、ヘラレルシ、ヘラネバ、ヘラネテ、ヘラレルシ・・・・」
その言葉を歌喜はつぶやき始めた
2,3回言っただろうか
そのつまんでいたものをポイッと捨てた
それを呆然と見ていた一同
「あの・・君・・」
「なんさ?」
「今何を・・」
あぁっと歌喜が言った
「今、おっちゃんの肩に憑いてたの、はらったんさ」
「憑いてたって、何がでぃ」
神妙に、尋ねる沖田
「何がって・・・霊に決まってんだろ?」
れ、霊ィィィィ!!?
一同が空港に響き渡るような声で、叫ぶ
「え、えぇ!?じゃ、じゃあ俺の肩にいたの、レ、霊!?ご、ゴースト!?」
「それ以外何が、あるんさ?」
「・・・・・!!!」
「大丈夫だって!下級霊だったし、せいぜいかみつかれる程度だって・・・ってアレ?」
バタッ
局長ォォォォ!!
「とにかく、金髪!」
「あれ、起きてたんさぁね?」
いつの間にか、復活していた土方
「たりめぇだろ!こんな天パとは違うんだよ!」
「へぇ〜」
「で、探し人だっけか?」
「あぁ、聞いてたのか?」
「さっき、別のやつに聞いた」
そう言って取り出したのは、手帳とペン
「とりあえず、名前と住所言えや」
「なんで?」
「あたりめぇだろ!とりあえずお前の名前知らなかったら、捜査進まねぇだろ!」
「そっか!んじゃ、言うな!うちの名前は斎場歌喜!んで、琉球の津刈島(つがるじま)から、来たさぁ!ちっちゃい離島だよー」
のんきに言ってる歌喜をよそに、土方の表情が突然変わった
それだけではなく、先ほど失神したゴリラをなだめていた隊士たちもいっせいに、こちら振り返る
「お前、今何て・・」
「え?ちっちゃいr」
「そこじゃねぇ!その前!」
「ぅえ?りゅうk」
「の前!!」
「さ、斎場歌喜?」
「!!お前今、斎場って言ったか?」
「そ、そうだけんど・・・」
「うそだろ・・・・」
土方の呟きが妙に大きく聞こえた