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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薄桜鬼夢小説〜誠に生きる者達〜参照1000超感謝! ( No.86 )
- 日時: 2012/08/03 10:43
- 名前: 桜舞姫 (ID: O72/xQMk)
24話 華やかな街{10月}
原田が謎の少女を見た日から数日後、大幹部達は千鶴と千幸を含めて
花町、島原に来ていた。ここは相当な繁華街であり、大金を持って
いなければ来れない様な所である。今のご時世にそんな大金が易々と
手に入るような仕事は城勤め位なものだ。勿論新選組はそんな大層な
職にはついていない。では、何故繁華街に羽織も着ずに来れたのか。
理由は一つ、『大金が手に入ったから』である。
新選組一行は一つの角屋についた。来ているのは土方を始めとした
沖田、斎藤、永倉、原田、藤堂の大幹部。加えて千鶴と千幸の女子組
二人で、計8名である。
平「左之さんの奢りだぁーーー!!!」
土「ったく、大声上げるんじゃねぇ。」
永「でもよぉ嬉しいじゃねぇか、奢りだぜ!左之、よくやった!」
満面の笑みを浮かべながら、永倉が原田の肩をバッシバシと叩く。
つか、殴る。さすがに痛そうだが口には出さない。
沖「新八さん、褒めるのそこ?」
沖田が軽く突っ込みながら角屋の玄関をくぐる。そして土方、斎藤と
続いて行く。
水「ま、せっかくだし入ろうか。」
雪「あ、はいっ!」
女子組も角屋の煌びやかさに圧倒されつつ、玄関をくぐった。
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