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番外編　クリパチ




レンリの学校の教室。
今はＨＲで先生が転校生を紹介するまさにその時。

マカオ「はーい、今日は新しいお友達を紹介する。
　　　　転校生の」

ナツ「ナツサンタです。」

ハゲル「オッサンタです。」

２人ともさっきの現場からもうダッシュで来たらしく超「ハァハァ、ゼェゼェ」言っている。

ハゲル（クソッ、振りきれなかったか。）

ナツ（まぁいい、遅刻だけでもしのげたし。）

自己紹介コーナーはこれだけだと思ったら、

ゼゼ「ゼゼサンタです。」

ジュビア「ジュビサンタです。」

アルガ「アルタです。」

マカオ「みんな、仲よくするように。」

グレイ（転校生何人いるんだァァァ?!!!
　　　　つーか、1人粘々の転校生居るぞ!!!）

アルガ「宜しくっ☆」

ルーシィ「ねぇね、誰か気に入った子いる?」

サクラ（同級生まで粘々だよ!
　　　　なに、この３年Ｇ組?!!）

この丘なしな状況を、グレイとサクラが突っ込みまくる。
とゆうか、ゼゼに至ってはいつの間に復活したんだ?

ナツ（こっ、こいつらこの場に及んでまだサンタの座をあきらめないつもりか!!
　　　だがもう遅いぜ!!）

ハゲル（俺はレンリと一度会ってる。
　　　　もう因縁が出来てんだよ、女は運命とかに弱い!）

レンリ「あー、お前はあの時の!!」

レンリが席を立ち上がった!

ナツ＆ハゲル（ほらみろ。）

ナツとハゲルは作戦勝ちを確信した。
だが、

『バシィィ!!!』

レンリ「また、出あがったな!!
　　　　このゴキブリがァァァ!!!!!」

全「……………………………………」

サクラ（そっちぃ?!
　　　　転校生紹介してたけど、またゴキブリにされたよ!あの人!!!）

レンリ「テキサスにいた頃からしつこく付きまとてて困っているのよ〜。」

サクラ（テキサス?
　　　　これまでのお話ってつながってたの?!
　　　　一回死んでたよね?!!）

そういいながら席に着くレンリに、左隣に座っていたエルザが口を開く。

エルザ「へぇ〜、留学先の日本までついてくるなんて大したゴキブリじゃないか?」

ナツ＆ハゲル（なにこれ?
　　　　　　　ゴキブリに負けてんだけど、ゴキブリの方が運命的な再開繰り返してんだけど。）

エルザ「ひっとして、ずっとレンリのことを見守っているのかもな?」

レンリ「やめてよ、エルザ。
　　　　そんなんじゃないわよ。」

この２人の会話をナツとハゲルは凄く遠い目で見ていた……。
とゆうか、どんどん遠くの方に行ってった。