二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: MaryXmas ( No.112 )
日時: 2011/12/27 16:13
名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)

番外編 クリパチ






エピローグその1




ここは、王獣と闘蛇の村の丁度真ん中くらいにある洞窟。
王獣と闘蛇の村で一番偉い者達が集まって何やら会議を行っていた——


「ディラン様、コルディル様、今人間たちに復讐しなければいつ復讐するのですか?!」

「我々はいつまでも人間の道具ではありません!!!」

「「そーだ!そ−だ!」」

どうやら、人間への復讐をするかしないかを話し合っているようだ。
それを反対しているのは王獣の族長とその妹と闘獣の族長だけみたいだ。
後の全員は賛成らしい。

ディラン「人間にもいい奴はいる。」

「そんなのは数えるくらいしかいません!!!」

「ディラン様、同胞たちが無念にも殺さって行っているのにそれを見て見ぬふりをするのですか?!!」

ミリア「黙れ!!兄上がそんなことするわけないでしょう!!!」

「では!!!」

コルディル「黙れ貴様ら!!!」

「ッ!!!!」

コルディルの一言で辺りが静まり返る。

ディラン「……どうするつもりだ、コルディル?」

コルディル「こいつらの言っていることは皆事実。
      ならば、やることはひとつしかない……。」

ミリア「コルディル?!貴方まさか?!」

コルディル「これより、人間たちとの本格的戦争を始める!
      今までのような、ちゃちい物なんかではなく人間をこの世界から消し去るのだ!!!!」

「おおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

コルディルの言葉で、この場居るミリアとディラン以外皆大きな声で賛成した。

ミリア「に、兄さん……。」

ディラン「信じよう、ショコラ達フェアリーテイルの力を——」


こうして、王獣と闘蛇達の熱い夜は終わった。