二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: MaryXmas ( No.114 )
日時: 2011/12/27 16:34
名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)





番外編 クリパチ


エピローグその2




ここはフィオーレ王国の華やかなクリスマスパーティ。
超豪華なディナーや超綺麗なドレスを着た女の人とタキシードを着た男の人が、生演奏の曲に合わせてダンスを踊る。
そんな、一般人には無縁のパーティで一人ぽつんと窓の外を見ている男がいた。


イクト「…………」

変わり者のイクト。
見た目は申し分ないほどのイケメンなのに、彼女を作ったりしない。
むしろあまり女性とかかわろうとしない。
ロキと正反対の性格かも。

アルト「イクト殿下、いえ陛下……。」

何か難しそうな顔をしたアルトが声をかけてきた。
アルトがわざわざ呼び方を変えたので同夕内容か分かった。

イクト「親父が死んだんだな?」

アルト「はい。皇帝陛下は、パートナーのはずった闘蛇に殺されました。」

イクト「そうか。」

別に何も驚きはしない。
時が来たか…と言うだけの事。

イクト「アルト、お前は陛下に伝えておけ。」

アルト「はっ、分かりました!」

命を受けたアルトは急いで陛下のもとに行く。

イクト「ついに、この時が来たか……。
    俺はどれだけの人犠牲にするんだろうな?」

このイクトの言葉の意味は?!
そして、「この時」とは?——