二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRY TAIL—命の砂時計— 参照700突破!!! ( No.145 )
日時: 2012/01/10 12:20
名前: 雪姫 (ID: NLcS5gZX)






[迷子姫編]



            第18話 邪魔だァァァ


カリブがベアに必要以上に殴られていたその頃。
エルザ達とは別方向に飛ばされた、ナツとグレイが何故か睨み合っていた。

「あれは俺が倒したんだ!!」
「はぁ?俺に決まってんだろ!」
なんか、今にもバトルが始まりそうな雰囲気だ……。
そして、その場に何も知らないサルデスがやって来た。
「ふっふふ〜ん♪今頃奴らは、ベイビーちゃん達によってボコボコにされてるはず。
そこに、俺様が止めを刺したら……俺様のカブが超上がり♪グフフ…」
うわぁ〜、こいつホント汚い奴だなぁ〜。
そしてカリブはドンッとかっこよく登場し、キメ顔で
「よ〜し、ベイビーちゃん達あとは俺様がこいつらに天罰を与えるから、ベイビーちゃん達は下がって……(汗」
言っていたが、途中で大汗をかきながら言うのを止めた。
なぜ辞めたかと言うと、
「「ああ゛?誰だお前?」」
自分が召喚したサル達が丸焦げにされてるし、氷づけにされている光景を見て怖くなったからだ。
ナツとグレイはめっちゃ怖い顔でサルデスを睨む。
「え、えっと…その……よくもベイビーちゃん達を!」
なんとか立て直そうとするが、
「「うるせぇー、邪魔だァァァ!!!!」
「火竜の咆哮!!!」
「アイスメイク、槍騎兵!!!」
「ああああああああああああ゛れ〜〜〜〜〜〜〜〜」
『ヒュ〜〜〜〜〜〜〜ドッスン!!!!』
ほとんど、何もしてないのに倒されたサルデスであった。
実は、闇ギルドモンキーパーチは闇ギルドの中で一番弱いギルドなのである。
「さぁ、邪魔もいなくなったぜ。」
「あいつは誰が倒したのか決着つけるぞグレイ!!」
「行くぞ、ナツ!」
あわわ、バトルが始まる!と思ったその時、あのおかた声が!
「ナツ、グレイ!無事だったか!」
「「エ、エルザ?!!」」
エルザの声を聴いた途端、バトルをしようとしていた体も自然と止まる。
「良かった無事で……。
 ん?そういえば、お前たち何をしようとしていたんだ?
 まさか、喧嘩では無いな……?」
このエルザの質問にナツとグレイはぶるぶる震えながら、抱き合い
「は、そんなわけないだろ!なぁ〜グレイ〜♪」
「お、おう俺たちは大の仲良しだからなぁ〜♪」
と無理やりの笑顔で答える。
「そうか、お前たちは本当にいつも仲良しだな……。」
「「そ、そうだろぉ〜。あ、ははははは♪」」
この何ともわけわかんねぇー光景を見たショコラは心の中で
ショ(絶対こいつら、そんなに仲がいいわけじゃないだろ……。)
と思って居た。