二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRY TAIL—命の砂時計— 参照700突破!!! ( No.146 )
- 日時: 2012/01/12 11:32
- 名前: 雪姫 (ID: 7I10YEue)
[迷子姫編]
第19話 忘れ物
「ナツ達の無事も分かった事だし、今度は中にいるユノとレンリを……」
『キャーーーーーーー』
全「ッ?!!」
エルザがみんなを仕切っていたその時、建物の中からユノの悲鳴が聞こえてきた!!
「ッ!!」
「あ、ショコラ!」
真っ先にショコラが建物の中へと突っ込んで行った。
そのあとに、ナツ達は慌ててショコラを追いかける感じで建物の中に入って行った。
***
—ショコラside—
ギルドに入ったあの日、もうだ誰も死なせない!殺すんじゃなくて守る!って誓ったのに!!
『タッタタタタタ…』
『バンッ!!」
「ユノ!無事か?!!」
「うわっ?!ショコラ?」
部屋に入ってみるとそこには、アヒル座りをしてクマのぬいぐるみみたいな生物と猫のハッピーと楽しそうに何かを話していたユノが居た。
ユノは突然私が入って来たことにビックリして、固まっている。
「良かった……無事で良かった………」
ユノが無事だと分かった途端なんだか体全体の力が抜けて、私はその場にしゃがみ込んだ。
「え?大丈夫、ショコラ?」
まだ、何がどうなっているのか分からないユノは、私に手を差し伸べながらも目はキョロキョロしていた。
そして、ユノの手を握って立ち上がった時くらいにエルザ達が来た。
“本当に良かった——
ユノが無事で。今回も誰も犠牲にならなくて——”
***
エルザ達がやっきたことでやっと状況が分かったユノ。
先ほどの悲鳴は、ベアがの動きが可愛くて叫んだものだったらしい。
別に何かをされたから言ったわけではないらしい。
本当に紛らわしい悲鳴だなぁ〜♪
あと、ベアは星霊界に帰って行った。
「ちょっと待ってよナツ!」
なんか、いい感じに[迷子姫編]を終わらせようとしてたら、パッピーがそれを止めた。
「どうした、パッピー?」
「ねぇ、レンリの事はどうするの?」
全(ハッピー以外)「………あ。」
ハッピーの言葉でみんな思い出した奴の事を……私も含めて。
「いかん、ユノに気がとられてレンリの事をすっかり忘れていた!!
何という事だ、仲間を忘れるなんて……誰か!私を殴ってくれないか!」
超めんどくさいことを言い出したエルザ。
「レンリ!!何処だァァ?!」
「ナツ、確かあそこの鍋の方に飛ばされてたような?!」
「ほんとか?探してみるぞ、ハッピー!」
「あい!」
必死になって探しているナツ達をひたたかな目で
「別に、そんな必死になって探さなくてもいいんじゃねぇーのか?」
何故かパンイチのグレイが椅子に座って言っている。
「誰か!私を殴ってくれ!!」
まだ、めんどくさいことを言っているエルザ。
「お、これ美味そうだな♪」
サル達が作った料理を勝手に食べるグレイ。
「あー、腹減ったなぁ〜。」
「ちょ、ナツ!真面目に探して!!」
府目地目に探すナツと真面目に探すユノ。
「いつになったら、見つかるんだか……」
「あい〜。」
その光景を離れたところから見るショコラと何故か隣にいるハッピー。
このまま探しててレンリは無事見つかるのでしょうか?——