二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRY TAIL—命の砂時計—オリキャラ募集中 ( No.25 )
日時: 2012/01/12 14:27
名前: 雪姫 (ID: 7I10YEue)


[迷子姫編]




第4話 尻尾が生えてるの?!




【それから5分後】

「ふぅ〜、食った食ったぁ〜」
「満腹だぁ〜…」
「あい!」
「もう当分は、シチューいいやぁ〜」
「同感だなぁ〜……」
「って、そうじゃなくて!!」
「ナツ!大変だ!ルーシィが壊れた!!」
「何?!このシチューのせいか?!!」
「いやっ、それはないだろ……(呆」
呆れながらもリュウが皆をまとめる。
「あの子どうするの?!このままにしておくわけにもいかないし…」
全「あの子〜?……ああ!!!」
指差した方向に女の子が寝ているのを見て皆今何をしなくてはならないのかを思い出した!
「ギルドに連れて帰ればいいじゃねぇーのか?」
全「……そうだね…。」
桜色の髪の少年の一言で、あっさりとこの女の子どうするか決まった。
私……なんのために悩んでたんだろう…?
「それが、ルーシィですから。」
「ハッ!心を読まれた?!」
「ルーシィ、ハッピー、何やってんだぁ?帰るぞ、俺たちのギルドに!」
「あい!」
「あっ、ちょっと待って〜!!」
まぁ、そんなこんなで彼らは自分たちの所属しているギルド……
“フェアリーテイル”に女の子を連れて戻ることにした——

【で】


「う、う〜ん…そんなに食べれにゃい〜……ん?」
ふと目を覚ましてみると見慣れない天井が見えた。
ここは何処? なんでここに私は寝てるんだ??
「あら?目が覚めた?」
「ほえ?」
急に声を掛けられ、声が聞こえてきた方向を見ると銀髪美人が上から私を見ていた…。
あれ?この美人どっかで見たことあるような…?
「一応起きましたけど、お姉さんは誰?」
「えっと、私はミラジェーン。貴方は?」
「私はレンリ・z……あっいや、レンリ。」
「宜しく、レンリ。」
「ほいっ!宜しく♪」
ミラと優しい握手を交わした。
ミラの手温かいなぁ〜……。
でもっ、ミラジェーンってどっかで聞いたことがあるような……??
「ねぇ、ミラ〜。私をここまで運んできたのはミラ?」
「ううん、レンリを運んできたのはうちで働いているナツ達よ。」
「ナツぅ〜?」
『ガチャ』「ミラ〜居る〜?」
私をここまで運んできたやつのことを聞いてたら誰かが部屋に入ってきた。
レディの部屋にノックなしで入るなんて!失礼だなっ!!
入ってきたやつを見てみると、藍色の髪に桃色の目をした少女だった。
「あ、ユノ!私はここにいるけど、どうしたの?」
「マスターが、そろそろ客人が来る時間だから降りて来いって。あれ?その子気が付いたんだ。」
「うん、さっきね。」
ミラと話した後、ユノとか言う奴は私の方へ近づいてくる。
「初めまして、ユノ・ミィクだよ。よろしくね。」
「よっ、宜しく…。」
あんまり仲良くしてやりたくないが、ミラの手前仕方なく仲良くしてやらないとな……。
あ、そういえばマスターって言ってたな。
とゆうことは、ここ何かのギルド?
「ねぇー、ここって何するところ?」
「ん?ここは、フェアリーテイル。困った人助ける正義のギルドだよ♪」
別にお前には聞いてないよ。
それに、正義は人の考え方一つで変わるから信じがたいなぁ〜……。
「フェアリーが妖精で……テイルが……」
「尻尾よ。」
「ええ?!ここのギルドの人には妖精の尻尾が生えてるの?!」
「そ、そういう意味では無いんだけどね(汗」
「えぇー、そうなの〜?」
まぁ、無いってことぐらい分かってたけど……半分。
「自分の目で見てきたら?私が案内するし。」
えぇー、こいつがぁ〜。
「あれ?なんか、ものすごい嫌そうな顔を今…」
「え?何のこと??そんなことは、どうでもいいから早くいこっ!ミラ!」
「そうだね、行こうユノ。」
「え?あっ、ああうん。」
まぁ、そんなこんなで“フェアリーテイル”を案内してもらうことになった。
でも…私の記憶が正しければ、あと数分であのお方がここに来るはずだ……。
何としてでも、あのお方が来る前に逃げ出さなければッ!!!!!