二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRY TAIL—命の砂時計—オリキャラ募集中 ( No.38 )
日時: 2011/12/19 11:59
名前: 雪姫 (ID: aAxL6dTk)



[迷子姫編]



            第8話 クソガキはまさかのお姫様?





「そやつは?」
「ワシのギルドで働いている物だ。ほら、自己紹介を」
少女はマカロフの前に立ち、皆に聞こえるように言った。
「私の名前は、ショコラ・ガトー・クラシック・ア・パラ・グランジェス・ミカエル。名前が長いからショコラでいい。その……よろしく。」
「ショコラか…、それで何故アドリビトムに身を置いているのにフェアリーテイルに入りたいんじゃ?」
マカロフの質問にショコラは重い溜め息をついた後口を開いた。
「私は昔、メルディア帝国の兵器……いや暗殺者として生きていた。かつての友やまだ幼い子供を国の命令だからと、皆殺した…。命令があれば、他の国や街も滅ぼした。私にはこうゆう生き方しか出来ないんだと思っていたから。」
「………………」
「でも、ある日ドンの暗殺を命令され私はドンを殺そうとした。まぁ、結果は惨敗だったけどな。」
「その時、ワシがこのままでいいのか?と聞くと自由になりたいと言うからギルドに置いたんじゃ。じゃが、これだけでは過去の償いにならない!二つのギルドで働いたら、罪を償えるかもしれない!だから、私にギルドを紹介してくれと頼まれてここに連れて来たのじゃよ。」
話をすべて聞き終わり、ギルド内にはめっちゃ重たい空気が流れる。
「二つのギルドに入ったところでおぬしの罪は一生償われることないぞ。」
「それは、分かっている!でもっ、私は!!」
「分かった。今日からおぬしもフェリーテイルの仲間じゃ、皆良いな?」
「え?」
「マスターが決めたことなら、私からは何も言うことありません。」
全「良いでーす!!!」
「よかったわね、ショコラ。」
「えっあ、はい♪」
こうして、無事にショコラはギルドの仲間に向かいいれられた。
凄い暖かい空気になっているのに話はまだ終わっていない。
「二つ目の頼みごとは…」
「まだ、あるのか?!」
「最初に二つあると言ったわい。それで、二つ目はフィオーレ王国の姫を探してほしのじゃ。」
「女王継ぐための最初の試験が嫌だと逃げ出してしまって……あ、姫はこの子だ。」
そういうと、ショコラは一枚の写真を出した。
その写真に写っていた女の子はなんと?!
全「なになに…?あーーーー、こいつはーーーーー!!!!」
「どうした、姫がどこにいるのか知ってるのか?!」
「知っていると言うか……」
「さっきまでここにいたよ〜。」
「「何ぃぃぃ?!!」」
「ふむ、どこかで見たことある女の子だと思ったら姫だったか。」
「エルザ〜、知ってたんだったら言ってよ〜。」
そう、写真に写っていたのは金髪でふんわりショートの右目が黄緑色で左目が赤色で黄色いドレスを着た女の子。
すなわち、さっきまでここにいたレンリである。
「まぁ、とにかくレンリのことはお前たちに頼んだ。」
「勝手に頼むでない!お前が探せばいいではないか!!」
「ワシは、駄目じゃ。今から評議会に行かなくてはならないからの。それじゃあ、ショコラとレンリの事頼んたぞ〜。」
『ギィィィィバタンッ』
それだけ言うと、早々と帰って行った……。