二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRY TAIL—命の砂時計— 参照200突破!!! ( No.43 )
日時: 2011/12/22 13:56
名前: 雪姫 (ID: jJ9F5GeG)



[迷子姫編]




           第12話 助けに来たぞ!!!!


【一方その頃】


囚われの身になっているレンリがようやく目を覚ました。

「うっうう゛ここは……?ハッ!!!」
サッサルがリョッ料理を作っとる〜?!!!
何?これは夢?私はまだ夢の中なのか?!
よしっ、夢かどうか確かめるにはほっぺを〜
頬をつねろうとしたが、手首を固く縛られているため頬にまで手が届かない。
ウッソウ?!マジかよ!!
もしかして、あの猿料理に入れられる材料の一つに私、入っているのか?!!!
うう〜、どうしよう〜ドンに叱られるのも嫌だけど食われるのも嫌だなぁ〜。
どうしたもんか……。
『ガチャ』
どうやってこの状況を打破しようか、無い頭で考えているとドアの開く音がしごついおっさんどもがやって来た。
「ベイビーちゃん達、料理は進んでるかい?」
「「ウキィィィィ!!!!」」
男の言葉にサルたちが一斉に鳴く。
あの男何者だ?サルの王様か何かか?
まぁ、なんでもいい。あついアホみたいな顔してるし、あのアホを適当に……してここから逃げ出そう。
「あっ、あのさぁ〜おっさん達って誰?」
「ん〜?いけないけない、フィオーレ王国のお姫様がおっさんなんて汚い言葉を使ったら。」
チッ、こいつサルの王様かと見下してたら意外と良く知ってるみたいだな。
私は歴史から、抹消されたされたのに……。
「じゃあ、おじ様たちの名前はなんて仰るのかしら?私(わたくし)の名前は別に言わなくてもいいのでしょう?」
「グフフ、俺様はサルデス。」
「いや、知ってるよ。」
「おいっ、待て!!!お姫さんゼッテイ何か勘違いしているぜい!!!俺様はサルデス。」
「だから分かったって。」
「いや、分かってない!!!俺の名前が、サルデスなんだ!!分かったか、お姫さん!!」
「え?ウソッ?!!サルの王様様じゃないの?!!!」
「違うわ!!!」
サル従えてたのにサルの王様じゃないなんて、こいつら何者だよ。
「アニスケ!アニスケ!」
「おお〜、そうだなカリブ。お前のことも紹介しないとな〜。」
うわ〜、また馬鹿っぽい顔した奴来た〜。
とゆうか、今の時点で名前分かったし。
「いや、いいよ。もう分かったから。それで、おじ様たちは何者なの?」
「………………シュン。」
「俺様たちはあの悪行高い闇ギルド“タルタロス”の傘下、“モンキーパーチ”だぁ!!!」
凄い剣幕でこのおっさん言ってるけど、モンキーなんて名前のギルド聞いたことねぇーよ。
それに、こいつら超弱そうだし。
くっ、この縄さえ無ければボッコボコにしてやれたのに〜!!!!
「それじゃ、カリブアレを持ってこい。」
「はい、アニスケ!」
アレ?アレってなんだ?
「持ってきやした。」
「おお〜、お前もやれば出来るじゃねぇーか♪」
カリブの持ってきたのは、凄く切れ味がよさそうな日本刀だった。
うわ〜、めっちゃ銀色に輝いてる〜。
「ねぇ?それをどうすんの?」
「あ〜、簡単な話ですよ〜これでお姫さんを八つ裂きにしてベイビーちゃん達のエサにするんですよ〜グフフ……」
「へぇ〜、すごいねぇ〜……でもさぁ〜、サルの好物はフルーツじゃなかったけ〜?」
「ここのサルたちは、人間が好物ッス。」
「あっ、そうなんだ………。」
やっ、やべ〜最初に考えてたことが現実になりやがった!!!
どうしよう、私こんな汚い所で死ぬのかよ!!!
「そんなの嫌だ!!!誰か!!ナツゥゥゥゥ!!!!」
レンリが腹の底から叫んだその時!
「火竜の鉄拳!!!」
と言う声と共にナツやフェアリーテイルのみんなが壁をブチ破って助けに来てくれた。
「ナツ!!エルザさん!!!みんなぁーーー!!!」
「助けに来たぞ!レンリ!!!」