二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: Maryxmas ( No.71 )
- 日時: 2011/12/27 10:03
- 名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)
番外編 クリパチ
その人物は、スキンヘッドで黒いチョビヒゲを生やし、赤い服を着た………
サンタさん?!!と思いたかったけど、レンリの父ハゲルだった。
レンリからの悲しげな手紙をもらったハゲルが、大急ぎでここまで来たみたいだ。
ハ(なんとかクリスマスとやらには間に合ったようだな………。
しっかし、なんと貧相なパーティーなんだ?これがほんとにクリスマスと言う奴なのか?
レンリちゃんテンションダダ下がりじゃねぇーか。
待ってろ、レンリちゃん。今お父さんが行くからな。
貧乏くせぇー夜をお父さんがむちゃくちゃ華やかなイブに変えてやる。
驚くだろうな〜レンリの奴。まさか俺が、あのアバズレ(ジュリ)の家にやって来てるなんて夢にも思うまい。
ん?あ、いかんいかん。今回に限っては俺は最後までサンタになりきならなくては。
あいつは今、サンタの事が信じられない現実に打ち付けられている。
子供に夢を与えるのは親の義務だ。親として会えんのは少し寂しいが、あいつのいい思い出になるなら!!!」
『ピキッ』
少し後ろに下がろうとしたら、誤って木の枝を踏んでしまった。
ヨシュア「ん、あれ?庭に誰かいませんか?」
グレイ「なに?!泥棒か?」
エルザ「そこにいる奴!!さっさと出てきたらどうだ!!!」
ハ(き、気付かれたか。よし行くぞ!)
ハゲル「メリークリスマース!!!はっはは、良い子のみんなお待たせ!!サンタが、ハッピーを届けに来たよ♪」
ハッピー「え?おいら?」
7人「あッ……」
ハ(んっふふふ、レンリちゃんめビックリしてるな。
そうさぁ、サンタは本当に居たんだぞお前だけのサンタが今ここに!!)
レンリ「あああ゛………」
レンリの驚いた顔がみるみるムンクの叫びのような、悲鳴を言っている人みたいな驚いた顔になって行く…。
ハ(あれ?なんか……異様にビックリしてるな〜ちょっとは嬉しそうにしてくれても……。
あれ?ちょっとお父さん何か可笑しかったかな?)
ハゲル「ん?」
みんなの視線が自分にだけ浴びせられているわけでないことに今気づき、もう一つの視線の先を見てみると……
桜色をした髪に白いひげと白いマフラーに赤いサンタの服を着た男が横に立っていた。
そして、男もこっちを見てきた。
ハ&ナ(サ、サンタさんだァァァ?!!!!)