二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: Maryxmas ( No.73 )
日時: 2011/12/27 09:54
名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)


番外編 クリパチ





レンリ「サンタが2人いる!!!何者だよ、お前ら!!!」

ハ(だっ、誰だこいつは。なんで俺以外のサンタがいる。)

ナ(こいつ誰だ?なんでルーシィが考えた、ナツサンタ以外にもサンタがいるんだぁ?)

なんでこんなことになっているのか、考えているナツ達にズケズケとレンリは攻め立てる。

レンリ「サンタが二人いるなんてとんだ嘘っぱちだ!!!どっちかが偽物でサンタの格好で泥棒働こうとしてたんだろ!!!軍に連れて行くから、こたえろ!!!」

ハ(いややや、違うお父さん。
  君に夢を届けに来たお父さんサンタだよ。)

ナ(おいいい、こいつのせいで俺偽物扱いじゃねぇかァァ。
  あれ?ちょっと待てよ?)

ハ(よく考えたら、俺)

ハ&ナ(偽物だ……。それにもしかして、こいつ本物のサンタさんかもしれねぇ!!!)

レンリ「おい、何固まってんだよ。さっさと言えよ!!!」

2人はしばらく考えた後とんでもないことを思いついた。

ハ&ナ(そうだ……本物を倒して俺が本物になればいいんだ!!!)

ヨシュア「あれ?どうしたんでしょう?2人とも動きませんよ?」

ジュリ「嵐が来るわね。」

ヨシュア「え?母さん?」

ジュリの言葉どうり嵐がやってきた。

ハゲル&ナツ「フンッ!!!!」

『バゴーーーーーーーン!!!!』

いきなりお互いを殴り始めた。
そして、拳の威力で2人とも同時に突き飛ばされた。

ルーシィ「ちょっとーーーーーーなにやってるの?!!!アンタ達仮にもサンタでしょ?!子供の前で何やってんのォォォ?!!!」

ナツ「グハァ」

(サ、サンタさんやっぱハンパネェー……。とてもクリスマスだけ働いてる肥満ジジイとは思えねぇー)

ハゲル「フッ……」

(爺の分際でこの俺に一発入れるとは、これが本物のサンタの力かぁ………。だが、偽物も本物ももう関係ねぇ!!!!)

ハ&ナ(サンタはこの俺だァァァァァ!!!)

ヨシュア「やめてくださいーーー!!!!」

『シャキンビシュンシャキンッ』

ハゲル&ナツ「ッ?!!!」

ヨシュアの願いが通じたか通じてないか、赤いサンタの衣装をきた男が2人の喧嘩を仲裁した。

???「その辺にしておけ。
  仮にもサンタの名を名乗るものが聖夜の夜に血を流すなど不届き旋盤。
  サンタの名を貶す奴は即刻ここから出ていけ。ここは、この俺アルタクロースのなあばりだ。」

グレイ「なんか、またサンタ出てきたぞ!!!」

エルザ「いや、サンタと言うよりはアルガ殿下では?丸出しだし顔。」

ヨシュア「兄さん……せめてひげを付けてください……(泣」

アルガ「アルガでも兄さんでもない!アルタクロースだ。さぁ、美しき姫よ。あなたの大好きなぬいぐるみを沢山……『ヒュ〜ドッカン!!!パラパラパラ……』

アルガがまだ話している途中なのに、どこからか花火が上がった。
そして、屋根の上から顔を真っ赤にした、

ゼゼ「メ、メリークリスマス!!!ゼゼサンタがプレゼントを持ってきたぞ///」

ゼゼが立っていた。
昨日仲良し3人組がやっていた、ジャンケンはこれの事である。
そして、最後に木の陰から……

ジュビア「グレイ様だけのサンタ。ジュビサンタです///」

グレイ「あっははは……」

知り合いの無駄な演出に戸惑うグレイ。
ジュビアだけを見て戸惑っているわけではない。

レンリ「うう、次から次へとサンタが……。
    もう、どれが本物のサンタか偽物のサンタか分からなくなってきたよ。」

ヨシュア「いや、半数以上ただの変態ですよね……?」

レンリ「でも、お前らあくまでも自分がサンタだって言いたいみたいだな……。」

ナツ「当然だ。本物のサンタはこの俺だぁ!!!」

アルガ「譲るつもりはない。俺こそがレンリに幸せを届けるサンタだ。あ、アルタだ。」

ジュビア「いいえ、ジュビサンタこそがグレイ様に幸せを届けるサンタです!!!」

ゼゼ「俺はもうどっちでもいいよ……」

ハゲル「サンタはこの世に1人しかいない。」

皆それぞれのサンタの意見を聞き、レンリがあることを言い出した。

レンリ「分かった!!この中のだれが本物のサンタなのか、子供代表である私が決めてやる!!ありがたく思え。」

グレイ「なんで、上から目線なんだ?」

レンリ「コホン、サンタクロース決定戦の始まりだァ!!!!」

ルーシィ「いや、1人たりともサンタにふさわしい人なんていないよね?」

こうしてサンタ決定戦が幕を開けた——