二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:MaryXmas ( No.94 )
日時: 2011/12/27 10:11
名前: 雪姫 (ID: P747iv5N)





番外編 クリパチ


レンリ「ふん!おらぁぁぁぁ!!!」

『バキッボキッバシィ』

少女は何回も何発もグッチを殴る!!

グレイ(グッチってただのサンドバックじゃねぇーか!!!)

レ「グッチを使うと体が暖かくなってきた。]

グレイ(体動かしてるだけどろ?!)

レ[心も体も不思議とポカポカしてくる……。]

グレイ(こんな、冷徹なことしといてなんでポカポカしてるんだァァァ?!!!)

レ[すると不思議な現象が起きてきた。
 グッチを使うたびに、グリスマスのテーブルをいどどるさまざまなディナーが姿を現したのだ。
 それはただの幻影だったのかもしれない、でも私は嬉しくて夢中でグッチを使い続けた。
 次々現れる幻影、コンニャク、もんじゃ焼き、シラタキ、もんじゃ焼き、もんじゃ焼き、もんじゃ焼き……]

グレイ(途中からほとんどもんじゃしかでてねぇーじゃねぇーか!!!)

レ[私は一本しか使わないと決めていたのに、いつのまにか二本、三本とスパーリングをし続けていた。]

グレイ(今、スパーリングって言ったよな?
    スパーリングって認めたよな?!!!)

レンリ「おりゃあーーーーーー!!!!」

『バシィッ』

グレイ「フグッ!!!」

グレイ(死ぬーーーー!!!!
    このままでは、グッチもグッチ売りの少女も死ぬーーーー!!!
    サンターーーーーこのガキはどうでもいいから、グッチは!!
    グッチだけは助けてやってくれーーーーーー!!!!)

ジュビア「それは、なんでも出るんですか?」

グレイ(はぁ?)

屋根の上からずっと、少女たちを見ていたジュビサンタがグッチと少女に質問する。

ジュビア「貴方のそれは、望むものなら何でも!
     グレイ様でも出るのか聞いているのです!!!」

グレイ(え?)


***

レ[翌日、イブが明け街を行く人たちが見つけたのはグッチの燃えカスと、吐しゃ物に紛れながらも
幸せそうに微笑む、真っ白な灰になった二人のボクサーの屍であった——]

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グレイ「なんでサンタまで参加してんだぁぁぁぁ!!!!」

『バキィィィィ』

またグレイがサンタに突っ込む。
あと、第二幕はこれで終わりである。